鉄フライパンは洗剤で洗っても良い!

鉄フライパンは洗剤で洗っても良い!

鉄フライパンは洗剤で洗ってはいけないと思っていませんか?

10種類以上の鉄フライパン、鉄鍋を使ってきた筆者が、鉄フライパンを洗剤で洗っても良い理由、洗った上で錆びないように使いこなす方法を解説します。

洗剤であらえない、錆びやすいのが鉄フライパンのネックだと思っていた方は、ぜひご一読ください!

「鉄フライパンは洗剤で洗ってはいけない」の誤解

鉄フライパンは使用後も洗剤で洗わず、タワシでこするだけで良い

これは正しいです。
お湯で流しながらタワシでこすればほとんどの汚れは落ちます

鉄フライパンは洗剤で洗ったら油膜が落ちてしまい台無しになる

これは正確ではありません。実際には洗剤で洗っても全然大丈夫ですし、実際私も洗っています。

この記事で詳しく解説しますが、鉄フライパンは洗剤で洗って大丈夫ですし、むしろ汚れた場合は洗剤で洗うべきでしょう。

この点を理解するには、鉄フライパンを錆から守る「皮膜」には2種類あることを知っておきましょう。

鉄フライパンの重要な2つの「皮膜」

鉄フライパンには、テフロンのようなフッ素コーティングがありません。

最初からコーティングが無いので、フッ素コーティングがダメになって寿命という事がないのが大きなメリットです。

しかし鉄ですから、コーティングがなければ錆びるしくっつくしフライパンとして使えません。
そこで鉄フライパンは、使いながらコーティングを育てていくのです。

そしてこのコーティングには「油膜」「酸化皮膜」の2つがあります。

油膜

◯鉄に油が染み込んで固化したコーティング

油膜とは、その名の通り鉄フライパンに油が染み込んで固化し、表面を覆ったものです。

油で鉄板の表面を覆うことにより、水分をはじいて錆を防ぎ、食材との摩擦係数を減らしてこびりつきを防ぎます。

油膜の形成には、料理で繰り返し油を使うことが必要で、最初から洗剤でゴシゴシ洗っていると油膜はなかなか出来ません。
この意味では、たしかに鉄フライパンは洗剤で洗うのは避けるべきでしょう。

ただし一旦形成されて完全に固化した油膜は、洗剤で洗った程度では落ちません。

酸化皮膜

◯高温で鉄が酸素と反応して酸化したコーティング

酸化皮膜とは、鉄を高温に熱した時に酸素と反応して形成される「四酸化三鉄(よんさんかさんてつ)」によるコーティングです。

四酸化三鉄はいわゆる「黒錆」と呼ばれ、鉄が水に濡れて錆びる「赤錆」(三酸化二鉄)とは別物です。

赤錆は鉄を劣化させますが、黒錆は鉄を強化して耐久性を増すのです。
このため建築材料などでは、鉄材を高温で熱して黒錆のコーティングを施すそうです。
フライパンにも、同じことをします。
参照:imidas

つまり鉄フライパンをコンロでガンガンに空焚きして、灰色に黒光りしてくるまで熱することで酸化皮膜のコーティングを施す訳です。

この酸化皮膜が一旦形成されると、洗剤で洗おうが何しようが、鉄フライパンは錆びません。

酸化皮膜

ガス火の当たる周辺部から酸化皮膜が形成されている


また酸化皮膜は多孔性で油馴染みが良いため、調理前にフライパンをしっかり加熱してから油を敷けば、食材もまずくっつきません。
鉄フライパンは、このように育てるわけです。

リバーライトの窒化鉄や黒皮鉄は特に大丈夫

鉄フライパンと一口に言っても色々ありますが、私も愛用している「リバーライトの窒化鉄」や「ユニフレームの黒皮鉄」は、特に最初から洗剤で洗っても全然問題ありません。
リバーライトのレビュー記事で詳しく書いていますが、窒化鉄は鉄と窒素を反応させたもので、極めて錆びにくい材質です

黒皮鉄は鉄を熱しながら叩いて伸ばす鍛造のフライパンで、製造の過程で高温になり酸化皮膜が形成されていますので、購入の段階でガッツリ育っていると言えるのです。

この事に気付いてから、私も鉄フライパンは普通に洗剤で洗うようになりました。
もちろん軽く使っただけならタワシでこするだけですが、煮物やカレー、揚げ物などでガッツリ汚れた場合は、洗剤でしっかり洗うようにしています。

鉄フライパンを洗剤で洗うことのメリット・デメリット

鉄フライパンの油膜と酸化皮膜の違い

鉄フライパンは洗剤を洗うことのメリット・デメリットを考えてみましょう。

私はこれらを踏まえた上で、洗剤で洗うべきか否かを都度判断しています。

汚れがしっかり落ちる

洗剤を使うことの最大のメリットは、しっかりと汚れを落として清潔に保てること。
これは単に衛生面だけでなく、フライパンの使い勝手にも影響してきます。

鉄フライパンを使っていると、どうも毎回こびりつく部位が同じことに気づくんですよね。
こういう場所には、たいてい目に見えない汚れがたまっているのです。

つまり油膜を形成するために油を残しているつもりが、油以外のタンパク質汚れなども残ってしまい、それがコーティングの形成を妨げてこびりつきを生んでいるのです。

しっかり汚れを落とさないと、そこがこびりつきやすくなりフライパンの使用感を損ねます。

つまり洗剤で洗うことは、鉄フライパンの機能を高めるためにも重要なのです。

酸化皮膜が出来ていないと錆びやすい

洗剤で洗ってしまうと、油膜の形成はたしかに難しくなります。
油膜が無くても酸化皮膜があれば問題ありませんが、酸化皮膜のない部位は赤錆が生じやすくなるのは確か。

窒化鉄や黒皮鉄のように最初から錆びにくい材質であれば問題ありませんが、そうでない場合は特にフライパンのフチあたりが錆びやすくなりますね。
コンロでガンガンに加熱するのも、フライパンの底ばかりでフチを加熱するのは大変だからです。

フチあたりに皮膜を作るなら、たしかに酸化皮膜よりは油膜のほうが簡単でしょう。

このような場合は、しばらく洗剤を使うのをやめてしっかり油膜を形成するほうが得策です。

鉄フライパンの手間は意外とかからなくて使いやすい!

鉄フライパンは、高温に熱して酸化皮膜を作ってしまえば、洗剤で油を落としても大丈夫です。

むしろ油と一緒にタンパク汚れが蓄積することでこびりつきやすくなるため、洗剤でしっかり洗ったほうが良いとも言えるでしょう。
こびりつくかどうかは、油膜の形成よりも毎回高温に熱してから使うことの方が重要です。

鉄フライパンは手間がかかると敬遠していた方も、特に錆びにくい窒化鉄や黒皮鉄であれば安心して使って大丈夫ですよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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