芽キャベツは春にしか食べられない旬の味覚です。
小さいながらも栄養が凝縮されており、100gあたりのビタミンCはキャベツの4倍!
他にもカロテンやカリウムなど各種の栄養素が詰まっていて、独特な苦みはアブラナ科特有のイオウ化合物であるイソチオシアネートによるもの。
これも強力な抗酸化物質であり、自然が作り出す薬効成分です。「良薬は口に苦し」とは、よく言ったもの。
ちなみに芽キャベツが成長して大きなキャベツになるのではなく、もとから全く違う品種です。
芽キャベツを育てても大きなキャベツになるわけではないので、心置きなく頂いてしまいましょう。
苦みや薬効成分と言っても食べにくいのは確かなので、柔らかく煮込んで甘味を出したシチューにしました。
野菜類はじっくりと煮込むことででんぷん質が分解されて甘味となり、スープにコクのある味わいを与えてくれます。
さらに今回は塩麹でつけた鶏むね肉を使いましたので、もうコンソメなんて必要ありません。
麹の旨みと野菜の甘味で、十分すぎるほどしっかりした味のホワイトシチューが出来ました!
芽キャベツと鶏むね肉塩麹漬けのホワイトシチューのレシピ
芽キャベツ | 10個 |
---|---|
鶏むね肉 | 300g |
にんじん | 1本 |
玉ねぎ | 1個 |
じゃがいも | 3個 |
マッシュルーム | 50g |
塩麹 | 30ml |
水 | 300ml |
米粉 | 30g |
バター | 30g |
牛乳 | 300ml |
塩 | 適量 |
作り方
- 鶏むね肉は1口大に切って塩麹に1時間以上付けておく
- 野菜は一口大に切る
- 鍋に野菜と鶏むね肉と水を入れて20分煮込む
- 別のフライパンでバターを溶かし米粉とからめる
- かき混ぜながら牛乳を3回に分けて加えてホワイトソースを作る
- 3に5を混ぜながら加えて塩で味を整えたら完成
- 野菜は冷蔵庫に余っているものを何でも好みで入れてしまいましょう
- 鶏むね肉は肉たたきで叩いておくことでさらに柔らかくなります
- 米粉が無ければ薄力粉でも大丈夫です
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