グルタチオンサプリは吸収されにくいと言われていますが、そんな事はありません。
最強の抗酸化物質で解毒機能にも欠かせないグルタチオンを効率的に摂取できる、グルタチオンサプリの本当のところについて解説します!

・認定ダイエットインストラクター
・医薬品登録販売者
・健康管理士一般指導員
健康一筋発信10年。ダイエットや筋トレに役立つサプリメントの他、健康情報も収集し続けてアップデート中。自分と家族と日本国民の健康と幸福(ウェルネス)を追求するのが仕事であり趣味です。

グルタチオンサプリって国産のものが無い分、良し悪しが選びにくいですよね。 最も有名なのはNOWFOODS(ナウフーズ)だと思いますが、 実は同じ位口コミでも高評価されているのがVitalMe(バイタルミー)のグルタチオンサプリです。 海外サプリ取扱店として実績のあるオオサカ堂でも、バイ...
最強の抗酸化物質グルタチオン
グルタチオンは人間が作り出す最強の抗酸化物質と言われてます。
酸素を吸って生きる生物は、みな副産物として活性酸素を生み出し、活性酸素が他の細胞を酸化させることで老化が進んでいきます。
生物にとって有害な活性酸素を除去する仕組みが、内在性抗酸化システム。
その内在性抗酸化システムの中でも、最も重要な役割を果たすのがグルタチオンという訳です。
こういった内容の動画を、先日アップロードしました。
この動画でも触れていることですが、グルタチオンはサプリで摂取するのも有効です。
しかしどういう訳か、インターネット上では「グルタチオンサプリは吸収されないから意味がない」とする説も見られるのです。
グルタチオンサプリは吸収されないという嘘
グルタチオンはサプリで摂っても、胃腸で分解されてしまうから効果が薄い
こういった言説は度々見られます。
そしてグルタチオンサプリを摂っても分解されてしまうので、グルタチオンの前駆体である「Nアセチルシステイン(NAC)サプリを摂ったほうが良い」という結論になっているものも多いですね。
しかし結論から言えば、グルタチオンはサプリで経口摂取してもしっかり吸収されることがわかっています。
逆にNACサプリこそ、経口摂取でグルタチオンが増えるかどうか怪しいのです。
NACサプリこそグルタチオンを増やす根拠が薄弱
逆にシステインを経口投与しても、グルタチオン濃度は増えなかったのです。
参照:https://www.jstage.jst.go.jp/article/cbfm/26/2/26_39/_pdf/-char/ja
参考までに言っておくと、体内のグルタチオン濃度を高めるために医療現場でNACが使われることはあります。
しかしその投与方法は、経口投与ではなく静脈注射です。
胃腸や肝臓を通らず、直接血液内に注入する静脈注射ならば、NACはグルタチオンを増やすのは間違いないでしょう。
しかしNACサプリで経口摂取しても、グルタチオンが増えるかどうかはかなり怪しいのです。
美容皮膚科の「白玉点滴」宣伝のためじゃないのか
最近美容業界では「白玉点滴」というものが流行っているそうです。
簡単に言えば、グルタチオンの静脈点滴ですね。
最強の抗酸化物質であるグルタチオンを静脈点滴すれば、体内の抗酸化もはかどり、美肌を始めとしたアンチエイジングに効果があるというもの。
経口摂取より静脈点滴のほうが効果があるのは間違いないでしょうが、コスパを考えれば経口摂取の選択肢もあっていいはずです。
[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://diet-safari.jp/wp-content/uploads/2021/08/37fea275ece51444d6d6681a781bc7e4.jpg” user_name=””]それを潰すために、美容クリニックが「グルタチオンサプリは吸収されない説」を仕掛けている可能性も無くはないのでは?と疑り深い私は思うわけです。[/speech_balloon_left1]
グルタチオンサプリは経口でも吸収されて効果を発揮する
グルタチオンは経口摂取しても十分に効果を発揮します。
その根拠を、ここからは見ていきましょう。
そもそも日本ではグルタチオンは医薬品
動画でも説明していますが、そもそもグルタチオンは日本では医薬品成分です。
グルタチオンを有効成分とした医薬品は、「タチオン」という名前で売られていますね。
グルタチオンは高い抗酸化力で肝臓を守り、肝臓の解毒機能を高める働きが知られています。
このため薬物中毒や金属中毒など、身体に悪いものが入ったときの解毒薬として用いられる訳ですね。
このほか妊婦つわりも赤ちゃんが排出した老廃物が原因ですので、体内から悪いものを出すのに総合的に使われる薬と言えるでしょう。
これが何よりの証拠です。
グルタチオンが経口摂取では吸収されないなら、経口摂取するタチオン錠は「効果のない薬」なのでしょうか?
発売されたのは1968年で、50年以上も使われているのに?
グルタチオンは経口でもしっかり吸収されて、効果を発揮します。
わざわざ白玉点滴に何万円も払わなくても、サプリでもしっかり摂れば大丈夫ですよ。
グルタチオンサプリは海外製しか無い
前述の通りグルタチオンは日本では医薬品成分であるため、医薬品にしか使えません。
金属中毒になってタチオン錠を処方してもらう以外は、海外製サプリを買うしか無いでしょう。
海外製のグルタチオンサプリについて紹介します。
ナウフーズ グルタチオン500mg
海外サプリといえばナウフーズです。
1錠あたり186円。
タチオン錠は100mgで法定薬価が1錠14.6円
さすがに特許切れの薬は安いですが、現時点では海外サプリ以外に選択肢はないので許容範囲ですね。
私も妻の体調が悪いときなどのために、備蓄しておこうかと思っています。

グルタチオンサプリって国産のものが無い分、良し悪しが選びにくいですよね。 最も有名なのはNOWFOODS(ナウフーズ)だと思いますが、 実は同じ位口コミでも高評価されているのがVitalMe(バイタルミー)のグルタチオンサプリです。 海外サプリ取扱店として実績のあるオオサカ堂でも、バイ...
吸収重視ならリポソーマル型グルタチオンサプリ
もし胃腸で消化されてしまうことを気にするのであれば、消化されにくいリポソーマル型のグルタチオンサプリもあります。
リポソーマルとは簡単に言うと脂質で出来た胃酸に溶けにくいカプセルで、このカプセルに包むことでグルタチオンが消化されず腸に達して、グルタチオンの状態で吸収されやすいのです。
リポソーマル型グルタチオンサプリも、当然ながら海外製しかありません。
こちらは楽天やAmazonでも購入できます。
16,000円という価格をどう見るか
より高い吸収率を求めるならリポソーマルが良いのは確かで、これなら白玉点滴並の実感もあるかも知れません。
アンチエイジングにお困りの方は、こういったタイプも試す価値はあるかも知れませんよ。
グルタチオンを増やしてアンチエイジングしよう
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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