脂肪燃焼系サプリは、運動メインでダイエットしようと思っている方にオススメです。
これまで、ウォーキングやラジオ体操、家での筋トレ、各種ダイエットDVDなどに挑戦してきたものの、イマイチ体重が減らなかった方などは、ぜひ燃焼系サプリを使ってみてください。
ダイエットサプリというのは、大きく分けて2つに分類できます・
・脂肪燃焼系サプリ
この2つのうち、脂肪燃焼系サプリは、特にこれまで本格的なスポーツ経験が少なく、どちらかというと運動が苦手だった方のダイエットにこそオススメできます。
従来、ダイエットといえば、ひたすら「食べない」事ばかりが強調されてきましたが、そんなやり方はもう時代遅れ。
「痩せた」のか「やつれた」のかわからないような不健康な痩せ方をするのではなく、ちゃんと運動をして筋肉もつけて、ヘルシーに痩せるのが本来のダイエットというものです。
しかし、これまで運動経験が少なかった方の場合、身体が運動に慣れていないために、たっぷり蓄えられた体脂肪をエネルギーに代える代謝経路が衰えている場合があります。
いわゆる「代謝が落ちた」という状態になっていると、運動をしても思うように脂肪を燃やせず、ダイエットも捗らないことも。
もちろん、運動を続けていれば代謝も上がってくるはずですが、そこで脂肪燃焼をサポートする燃焼系サプリを組み合わせて活用することで、より効率的なダイエットを実現できます。
脂肪燃焼系サプリに使われる原料はいくつかあり、原料成分によって効果の出方や飲むタイミングも微妙に異なってきますので、今回は脂肪燃焼系サプリを原料成分から比較し、おすすめの燃焼系サプリも紹介します!
脂肪燃焼系サプリの成分と効果の違い
脂肪の燃焼を促す
脂肪は、人間の重要なエネルギー源であり、体脂肪1kgで7200kcalものカロリーを備蓄できます。
逆に言えば、体脂肪を1kg減らすには7200kcalを消費しなければいけないということ。
途方も無い数字のように思えますが、毎日少しづつ積み上げていけば、そう難しいことではありません。
体脂肪を分解し、エネルギーとして燃焼する
体脂肪が分解されて燃焼する原理を、簡単に解説します。
この脂肪細胞から、脂肪酸が分解されて血液中に溶け出した状態を「遊離脂肪酸」(ゆうりしぼうさん)と言います。
遊離脂肪酸は血液に乗って体中を巡り、エネルギーを必要としている細胞に取り込まれて燃焼します。
燃焼した脂肪酸は、最終的に水と二酸化炭素にまで分解されて、尿や呼吸で排出されていきます。
遊離脂肪酸の血中濃度は常に一定に保たれているので、身体を動かしてどんどんカロリーを消費すると、遊離脂肪酸を放出するために体脂肪の分解も進んでいくという訳です。
脂肪燃焼系サプリは、この一連の体脂肪燃焼の経路をサポートするために働いてくれます。
そんな脂肪燃焼系サプリに使われる成分と、効果の違いを順番に説明します。
体脂肪の分解を促す カフェイン
カフェインにダイエット効果があることは、筋トレ好きの間では常識ですが、一般的には意外と知られていません。
カフェインを含むコーヒーやお茶を飲むと眠れなくなるというのは誰もが知っていますが、それはカフェインが交感神経を刺激して、覚醒効果をもたらすから。
血液中にエネルギーをたくさん供給して、身体を活動的にする働きがカフェインにはあるのです。
体脂肪が分解されて遊離脂肪酸になったタイミングで、運動をすれば、分解された脂肪酸をどんどん燃焼できます。
しかも、交感神経が刺激されて身体が覚醒していますから、いつもよりエネルギッシュに動けるはず。
運動が苦手だった方も、身体に気合をいれて気分を盛り上げ、さらに体脂肪分解もサポートしてくれるカフェインが、まずは脂肪燃焼系サプリの代表格と言えます。
カフェインを使った燃焼系サプリのオススメ
カフェインを取りたいならコーヒーやお茶でも大丈夫。
もちろんダイエットなら無糖が絶対ですが、ブラックコーヒーが飲める方なら、運動を始める前にコーヒー1杯を飲んでからしてみましょう。
コーヒーが苦手だったり、もっと十分な量のカフェインを摂りたい場合は、脂肪燃焼系サプリがオススメです。
NRショップの『カフェテイン』は、その名の通りカフェインとプロテインをミックスしたサプリ。
最近は女性でもダイエットのためにプロテインを飲むのが当たり前になってきていますが、そのプロテインにカフェインをプラスした一石二鳥のサプリとなっています。
ただし、カフェテインは1杯でタンパク質5.5gなので、あくまで気休め。
トレーニング前の栄養補給として考えてください。
タンパク質もカフェインも、飲んでから身体に影響が出始めるまでに少し時間がかかります。
カフェテインにはタンパク質(プロテイン)が入っていますので、仕事終わりにジムに行く方などは、運動前の1杯に最適ですよ。
脂肪の燃焼をサポート カルニチン
カルニチンは、動物の肉に含まれるビタミン様物質。
人間の体内にも豊富に存在していますが、加齢や栄養不足によって欠乏することもあります。
具体的に言うと、遊離脂肪酸は細胞内のミトコンドリアという小器官に取り込まれて燃焼します。
しかし、脂肪酸はそのままではミトコンドリアの中に入れず、カルニチンと結合することで初めてミトコンドリアに取り込まれて燃焼できるのです。
つまり、カルニチンが無ければいくら運動しても体脂肪は減りません。(その前にエネルギー不足で運動出来なくなりますが…)
カルニチンは、普段から運動しているようなアスリートが飲んでもエネルギーが増えたりする効果は無いことがわかっていますが、逆に運動不足だったり加齢で代謝が落ちたと感じる方は、サプリでカルニチンを補給することで脂肪の燃焼効率が上がる場合もあります。
運動によるダイエット効果を感じにくくなってきた年齢の方には、カルニチンの脂肪燃焼系サプリがおすすめです。
カルニチンを使った燃焼系サプリのオススメ
カルニチンは、脂肪燃焼系サプリとしては知名度が高く、ドラッグストアなどでも安価なサプリがたくさん売っています。
とりあえず始めてみたいという場合は、安いカルニチンサプリでも全然OK。
まずは運動をサボらずゆっくりでも続けることが重要です。
そこから1ランク上の成果を目指すなら、亀山堂の『コレスリム』という燃焼系サプリがオススメ。
カルニチンとカフェイン、ギムネマ、アマニ油などオールインワンなダイエットサプリになっています。
特に代謝が落ちてきた方にはこのくらいの方がおすすめですね。
カルニチンは、カフェインと違って即効性のある成分ではありません。
若いうちは体内で十分に生合成できますが、加齢によって合成能力が衰えてきて不足が生じます。
カルニチンをサプリで補給する場合は、運動の前後などにこだわらず、毎日決まった時間に飲んでください。
朝食後と夕食後で3粒づつなど、継続して飲み続けることで効果を発揮します。
毎日できる範囲での運動と組み合わせて、徐々に身体を変えていくのが目的です。
褐色脂肪細胞を活性化 カプサイシン
カプサイシンは、唐辛子などに含まれる辛味成分です。
脂肪細胞には、エネルギーの備蓄を担う白色脂肪細胞と、脂肪酸を燃焼させて熱を生み出す褐色脂肪細胞の2種類があります。
唐辛子など辛いものを食べると、身体がポカポカしてきますよね。
あれは、カプサイシンが褐色脂肪細胞を刺激して熱産生を高めるためと考えられています。
人間の体温を生み出すのに、筋肉だけでなく褐色脂肪細胞も大きな働きをしているんです。
褐色脂肪細胞は血液中の遊離脂肪酸を取り込んで燃焼させてくれるため、カプサイシンによって褐色脂肪細胞が活性化することで脂肪燃焼にも寄与すると言われています。
カプサイシンを使った燃焼系サプリのおすすめ
カプサイシンを摂りたいなら唐辛子を沢山食べればいいかというと、それは危険。
そのまま食べると胃腸への負担が強すぎるし、唐辛子料理は大抵油が大量に使われているので高カロリーです。
カプサイシンを燃焼系に活用したいなら、サプリメントに頼りましょう。
ネイチャーシードの『スリムバーン』は、カプサイシンの他にもブラックジンジャー、フォルスコリン、プロリンと4種類のメラメラ成分をミックスした燃焼系サプリです。
刺激の強い食材をそのまま食べるより、サプリに加工することでマイルドに摂取できます。
燃焼系サプリで運動の効果を高めたいなら、オススメの商品ですよ。
カプサイシンやジンジャーエキスには血行促進効果もあるので、運動に備えて全身の血流を増やし、体温を高めてウォームアップにも。
カフェテインとの違いは、タンパク質等が含まれておらず、少なからず刺激があるので、あまりにも空腹のときは避けるようにしてください。
脂肪燃焼系サプリで上手にダイエットしよう
体脂肪の分解、そして分解された脂肪酸の燃焼をサポートする燃焼系サプリは、特にこれまで運動が苦手だった方におすすめのダイエットサプリです。
身体の機能は、使えば使うほど成長し、使わなければ衰えていきます。
そのときに、脂肪燃焼系サプリを活用して、少しでも効率的にダイエットを進めていきましょう。
ただし間違えてはいけないのは、脂肪燃焼系サプリはあくまでも「運動が前提」だということ。
飲むだけで痩せる魔法の薬は存在しません。
出来る範囲で運動習慣を付けること。
決まった時間にウォーキングやジョギングをしたり、ジムに行ったり、家で筋トレやエクササイズDVDをしたり。。
そういった運動に合わせて燃焼系サプリを活用する。
運動習慣はダイエットだけでなく、老化防止にも必須。
今のうちから、苦手を克服してヘルシーな健康美を手に入れましょう。
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