メラトニン薬「メロセット」について、効果の口コミや副作用のリスクなどを医薬品登録販売者が解説します。
- 睡眠の悩みがある
- メロセットについて知りたい
- メロセット使用者の口コミを知りたい
睡眠の悩みに使われるジェネリック薬で、日本以外の世界中で使われているメロセット。日本人も使わないのはもったいなさ過ぎます。
日本で使われる睡眠導入剤との違いなども、合わせて解説します!

・認定ダイエットインストラクター
・医薬品登録販売者
・健康管理士一般指導員
健康一筋発信10年。ダイエットや筋トレに役立つサプリメントの他、健康情報も収集し続けてアップデート中。自分と家族と日本国民の健康と幸福(ウェルネス)を追求するのが仕事であり趣味です。
\1錠19円~/メロセットベターヘルスで購入する
「眠れない」ほど辛いことは無い
人生の3分の1は睡眠です。
つまり睡眠で悩みを抱えるということは、人生の3分の1を悩み・苦しみと共に過ごすことになるのです。
こんな不幸があるでしょうか?
布団に入っても寝付けない、何度も目が覚めてしまう、早く目が覚めすぎて日中眠い。そして眠いのに夜眠れない。
これだけでも、QOLが劇的に低下するのが容易に想像できます。
私自身眠りが浅く、隣で寝ている妻がトイレに起きたら100%自分も目を覚ますし、そもそもエアコンや加湿器程度の音でも気になって耳栓を常用するほどでした。

メラトニン薬「メロセット」
成分 | メラトニン3mg |
---|---|
メーカー | アリスト(インド) |
価格 | \2290(100錠) |
メラトニンは、脳の松果体という場所から分泌される「睡眠ホルモン」です。
下図のように、日中に日光を浴びると「幸福ホルモン」のセロトニンが分泌され、それが夜になるとメラトニン分泌に切り替わるのが健康的な概日リズム。
そのメラトニン分泌量が何らかの理由で減ってしまった際に、外部から補うのがメロセットのようなメラトニン薬になります。
下記グラフの通り、メラトニンの分泌量は加齢によって急激に減っていきます。
「年をとると眠れなくなる」のは、むしろ自然なこと。

メロセットはジェネリック医薬品大国のインドのメーカーが世界中に供給しており、安価で手に入るメラトニン薬として世界トップクラスの人気を誇ります。
日本では市販されていないので取り寄せになりますが、「ベターヘルス」であれば1週間程度で届きますよ。
海外医薬品で有名な「ユニドラ」でも取り扱いがありますが、比較したところ「ベターヘルス」の方が安いです。
サイト名 | 価格(1箱) | 1錠あたりの最安値 |
---|---|---|
ベターヘルス | \2,290 | 19円(5箱) |
ユニドラ | \4,755 | 22.2円(7箱) |
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日本でメラトニンサプリがない理由
日本ではメラトニンは医薬品成分とされ、一般サプリメントの販売はありません。
それどころか医薬品としてもメラトニンは長らく使用されておらず、2020年になってようやく「小児期の神経発達症に伴う入眠困難の改善」を効能効果として、メラトニン製剤メラトベルが承認されたのみ。

そのメラトベル承認にあたっては、多くの小児科医が子どもの不眠と向き合う中で、自分で海外からメロセットのようなメラトニン薬を取り寄せ処方してきた実績が多数考慮されました。
レット症候群と向き合った山下医師のインタビューでも、次のように述べられています。
「レット症候群はDSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)では神経発達症に分類されていませんが、睡眠障害を伴うケースが多く、夜中に頻繁に覚醒し叫んだりする一方で、昼間は過眠状態にあり、本人はもちろん親のQOLも非常に低い疾患です。
当時、海外の文献でメラトニンが有効という論文が出始めていたので、海外から取り寄せて2人のお子さんに使ってみたところ劇的に改善し、メラトニンは効果があるという強い印象を持ちました」
引用:医事新報社
海外ではメラトニンは超メジャー
日本ではついぞお目にかかれないメラトニンサプリですが、日本以外の海外では非常にメジャーな不眠症改善サプリとして広く浸透しています。
サプリメント大国のアメリカでは、メロセットもドラッグストアなどで100%手に入ります。
メラトニンが使えるのだから、メラトニン以外の睡眠改善サプリなどは駆逐されてしまっている現状です。

メロセットの効果口コミ
メロセットは1錠あたりメラトニン3mgを含みます。
あまり重度の不眠でなければ、1日3mgからスタートするのが良いですね。
もちろん無味無臭なので、水で無理なく飲めます。
夕食後、お風呂にも入って身体がぽかぽかの時に1錠飲むと、汗が引くのと同時に心地よい眠気が来るのがわかります。
いつもは扇風機に当たりながら軽く雑誌など読んでいるのですが(スマホはNG)
このタイミングでコックリコックリきて、本を落としてしまうのがよくある程ですね。
そこですぐ布団に入れば、
加湿器の音も全く気にならずスヤスヤと入眠できます。
中途覚醒は1~2回くらいありますが、そのまま寝れなくなる事もなく、気がづけば目覚ましがなるまでぐっすり落ちている感じです。
睡眠リズムが変わる時に重宝
普段の睡眠リズムが変わらない時は、3mg1錠でとてもスムーズに眠れました。
逆に睡眠リズムが変わって、いつもより早く眠らなくては行けないときには2~3錠飲むようにしています。
メラトニンは1日10mgまでならほぼリスクなしと言われているので、最大で3錠までが良いですね。
同じ飲み方で風呂上がりに3錠飲むと、21時くらいでもウトウト眠くなります。

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メロセットと睡眠薬・睡眠導入剤の違い
メロセットのようなメラトニン薬と、日本で一般的な睡眠薬・睡眠導入剤の違いについて解説します。
まず日本で一番普及している睡眠導入剤は「ベンゾジアゼピン系」と呼ばれており、商品名でいえば「デパス」や「セルシン」、「ホリゾン」などですね。
ベンゾジアゼピンは脳の興奮を抑制し、抗不安、催眠・鎮静などの作用を示すお薬です。
またジフェンヒドラミン塩酸塩を使った睡眠導入剤は、炎症ホルモンのヒスタミンの働きを抑えます。
ヒスタミンはアレルギー反応などの際に働くホルモンで、花粉症薬などでも抗ヒスタミン成分が多く配合されていますね。
実は平常時でもヒスタミンは一定量分泌されて、ヒスタミンの刺激で脳の覚醒が維持されている面もあるため、ヒスタミンを抑え過ぎると脳の刺激がなくなって眠くなるのです。
花粉症薬や風邪薬で眠くなる副作用があるのは、ヒスタミンの働きを抑えるからなんですね。
これらの睡眠薬に対して、メロセットは「睡眠ホルモン」であるメラトニンを直接補給する点が大きく異なります。
メロセットの副作用リスク
メロセットの非常に大きなメリットが、副作用リスクが極めて低い点です。
ベンゾジアゼピンを始めとする睡眠薬は、体内に蓄積して耐性・依存性を形成します。

特に「ブロモバレリル尿素」などを使った睡眠導入剤は、強い依存性を持つため薬物中毒になりやすく、かつて乱用者の自殺衝動が社会問題にもなりました。
これに対してメロセットのようなメラトニン製剤は、長期常用しても蓄積や依存性が見られず、非常に低リスクで使用できることが海外の膨大な実績から明らかになっています。
さらにメロセットはホルモン製剤であるにも関わらず、ネガティブ・フィードバックが起こらないことも知られているのです。
メラトニンなどのホルモンは、健康であれば自然に体内から分泌されますが、ホルモン製剤を外部から大量摂取すると、次第に自分自身でホルモンを分泌する力が弱まること。
ホルモン製剤の代表的な副作用。
メロセットはネガティブ・フィードバックのリスクが非常に低いですが、そもそも前述のようにメラトニン分泌量は加齢とともに激減します。
40代も近づく頃には、ネガティブ・フィードバックがあったとしても影響はほぼ無いほど自然なメラトニン分泌は減っているのです(泣)

参照:https://isom-japan.org/article/article_page?uid=HJLZ21628141870
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メロセットに加えて睡眠の質を上げるポイント
メロセットは睡眠を助けてくれる頼りになるサポーターですが、当然何をしても効く魔法の薬ではありません。
特にメラトニンは少々の刺激で簡単に分泌が抑制されてしまう事がわかっているので、以下の3点は最低限守った上で服用しましょう!
- 寝る前はスマホ禁止
- 日中に日光を浴びる
- タンパク質をしっかり摂る
寝る前はスマホ禁止
メラトニン分泌を最も妨害するものは、光です。
この世で最強の光は太陽光ですが、スマホやパソコンの画面からでるブルーライトも、キョーレツに脳に作用することがわかっています。
少なくとも、寝る1時間くらい前からスマホには触らないようにしましょう。
布団に入ってからベッドでスマホなんて最悪です。
慣れていた習慣を変えるのは大変ですが、ここを変えると本当に睡眠の質が劇的に変わるので、絶対やった方がいいですね。
日中に日光を浴びる
「夜眠るためには昼間起きなければならない。」
こう語ったのは、フランスの哲学者アランです。
メラトニンは夜になると自動的に分泌されますが、それは概日リズムが整っているからこそ。
朝起きて窓を開けて朝日を浴び、日中にしっかり光を浴びておくことが、夜の心地よい睡眠につながるのです。
不眠の方はうつ傾向も強いですが、うつの改善にも日光は確実なエビデンスがありますので、騙されたと思って試してみてください。
タンパク質をしっかり摂る
メラトニンは、体内ではトリプトファンというアミノ酸から生成されます。
つまりメラトニン分泌量を増やすには、トリプトファンの摂取量を増やすのが正解。
トリプトファンを多く含む食材は、卵、大豆、牛乳、穀類など。
タンパク質を多めに取る事を意識していれば、まず不足することはありません。
その他にもタンパク質は様々な神経伝達物質の材料になるので、不足させないことがメンタルヘルスに繋がりますよ。
メロセットで睡眠と人生の質を上げる
睡眠の質が上がると、人生の質が上がります。
これは本当。
逆に言えば、睡眠の質が下がると人生の質が下がるのです。
人生の3分1は眠っているわけですが、その3分の1でいかに休養を取る方が、残りの3分の2の活動を左右する訳ですね。
今回紹介したように、海外では既にメロセットのようなメラトニン薬が気軽に手に入り、多くの人が活用しています。
ただでさえ「世界一眠らない国民」と呼ばれる日本人の生産性が低すぎるのは、睡眠の質が低いことと無関係では無いでしょう。
今は通販で日本でも簡単に取り寄せられる時代ですので、睡眠の悩みがある人は一度試す価値があると思いますよ!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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