日本が誇るスーパーフード「梅干し」には、便秘・下痢の改善だけでなく腸内環境を整えたり殺菌作用など様々な効能があります。
しかし市販の梅干しは減塩の代償として添加物漬けとなり、かと言って無添加の梅干しは塩分過多が気になるジレンマ。どちらにしても梅干しを毎日食べるのは考えもので、毎日摂るならエキスを抽出したサプリメントの方が適していると思います。
梅干しの効果についてのエビデンスと、おすすめのサプリも紹介します!
・認定ダイエットインストラクター
・医薬品登録販売者
・健康管理士一般指導員
健康一筋発信10年。ダイエットや筋トレに役立つサプリメントの他、健康情報も収集し続けてアップデート中。自分と家族と日本国民の健康と幸福(ウェルネス)を追求するのが仕事であり趣味です。
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梅干しには便秘や下痢を改善する整腸作用がある
小学校の頃、遠足のお弁当にはよく梅干しが入っていたものです。
当時は梅干しなんて酸っぱくて嫌だったのですが、母が「梅干し入れないと腐っちゃうよ」と教えてくれて、我慢して食べたのをよく覚えていますね。近年になって梅干しを食べる機会もめっきり減った気がしますが、健康についてプロとして調べるようになって改めて思い知りました。
梅干しこそ、日本人が生み出したスーパーフードである事を
人間、自分の事は案外わからないもので、他人に言われて気がつく事も沢山あります。実は梅干しの多種多様な効能はアメリカで非常に注目されており、「Umeboshi」はもはや世界共通語になりつつあるのかも。
特に梅干しに大量に含まれる有機酸が腸粘膜を適度に刺激し、下痢や便秘などの消化器症状を緩和する効果が高いと言われています。他にも昔から知られる抗菌効果は、単に食材の腐敗を防止するだけでなく、なんとヘリコバクターピロリ菌にまで効くとか。
Youtubeでもドクター石黒先生が、梅干しの効能について解説しています。
この動画の中で紹介されている、アメリカでのUmeboshi(Japanese apricot)の消化器に対するエビデンスを、まとめて紹介します。
- 逆流性胃腸炎を改善しピロリ菌も抑える
- 腸内細菌のバランスを改善する
- アレルギー疾患を抑え免疫力を整える
逆流性胃腸炎を改善しピロリ菌も抑える
日本のアプリコットは、胃食道逆流症に関連する胃腸の運動障害の症状を改善します
引用:Japanese apricot improves symptoms of gastrointestinal dysmotility associated with gastroesophageal reflux disease
2015年に発表された論文では、梅干しの摂取によって逆流性胃腸炎などの消化器炎症が有意に改善されたとしています。さらにヘリコバクターピロリ菌の活性も抑えることが確認され、梅干しによって胃腸の調子が整う作用のエビデンスとなりました。
腸内細菌のバランスを改善する
腸内細菌に対するウメのフェノール化合物の抗菌活性
引用:Antimicrobial Activity of the Phenolic Compounds of Prunus mume against Enterobacteria
梅干しには抗菌・防腐効果があることは古くから知られていますが、その原理は解明されていませんでした。2018年の論文では、梅に含まれるフェノール化合物が高い抗菌活性を示し、腸内細菌における悪玉菌の増殖防止にも役立っていることがわかりました。
フェノールは医療用の消毒剤としても広く使われており、大腸菌などの悪玉菌を選択的に攻撃します。梅干しはお弁当だけでなく、腸内でも抗菌の役割を果たしてくれるんですね。
アレルギー疾患を抑え免疫力を整える
伝統的な日本食梅(ウメ)の抗アレルギー効果の生物学的および疫学的証拠
引用:Biological and epidemiological evidence of anti-allergic effects of traditional Japanese food ume (Prunus mume)
抗菌作用を持つ梅干しですが、2018年の論文では抗アレルギー作用についても有意な結果が得られました。梅干しは免疫細胞を整えてアレルギー物質への過剰な反応を抑制し、花粉症などのアレルギー性疾患を有意に減らしたそうです。
近年では自己免疫の暴走による疾患も取り沙汰されており、免疫力を整える効果もあるとなれば、もう梅干しと食べない理由が無いですね。
市販の梅干しを買う前に知っておきたいデメリット
今すぐ梅干しを買いにスーパーへ出かけようとしたあなた、ちょっと待って下さい。
ジャパニーズスーパーフードである「梅干し」の効能とエビデンスを紹介してきましたが、実は市販の梅干しを買う前に知っておきたいデメリットもあります。現在スーパーに並んでいる梅干しは、かつての梅干しとは様変わりしているのです。
減塩の結果添加物まみれになった梅干し
伝統的な梅干しの原材料は、梅と塩とシソだけです。
しかし現在では「塩分過多」「減塩」が盛んに注目されるようになり、梅干しの高い塩分濃度が敬遠される傾向にあるのです。
よって最近売られている梅干しはほとんどが減塩仕様。しかし科学的に言って高い抗菌作用を得られる塩分濃度は、最低でも10%は必要です。市販の塩分濃度6~8%では十分な防腐性が得られないため、食品添加物として防腐剤が添加されているのです。
さらに塩味を減らしたことで旨味も減るため、それを補うためにアミノ酸等のうま味調味料も添加されています。甘みを出すために還元水飴や砂糖、甘味料が添加されている商品も多く、添加物を避けたい方には要注意となっているのです。
北海道消費者協会の調査でも、市販されている梅干しのほとんどが添加物を加えた「調味梅干し」であると報告されています。
参照:「梅干しの商品テスト 進む低塩化、増える添加物」
食品添加物をどこまで許容するかは好みによりますが、せっかくジャパニーズスーパーフードな梅干しを買うのであれば、完全無添加の梅干しを選ぶか、自家製で漬ける方が賢明だと思います。
とはいえ無添加梅干しは塩分が多い
梅干しを買うなら梅、塩、シソのみの無添加の方が良いとは言いましたが、とはいえその場合は塩分が気になります。
個人的には昨今の減塩志向はやや行き過ぎており、逆にナトリウム不足で熱中症の多発を招いていると考えていますが、しかし夏場を除けばさすがに毎日梅干しは塩分過多になりかねません。
結局、減塩を選べば添加物が気になり、無添加を選べば塩分が気になるというジレンマに陥る訳ですね。
毎日続けるなら梅エキスサプリが飲みやすく無難
添加物も塩分も気にすること無く、毎日梅干しを摂りたいと考えるなら、梅干しエキスを濃縮した「梅サプリ」という手があります。
これなら添加物も塩分も気にせず、梅干しの有効成分だけを毎日摂取できますね。
商品名 | 梅らっきょう黒酢 |
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原材料 | 黒酢末(鹿児島県福山町産)、梅肉エキス(和歌山県産)、らっきょう抽出エキス末(鳥取県産)、オリーブ油 |
価格 | 3,240円(1ヶ月分) |
黒酢に豊富に含まれるアミノ酸と、梅エキスに含まれるクエン酸の相乗効果で強力な疲労回復効果が期待でき、
さらに梅エキス特有成分のムメフラールの血液さらさら効果、らっきょうの健康パワー、これらの組み合わせで
体を中から美しく、元気にします。
「LIFEX」の梅らっきょう黒酢は、梅干し、らっきょう、黒酢と日本発のスーパーフードを3つ組み合わせたパワーサプリ。
値段的にも無添加梅干しを毎日食べるより安く、原料もシンプルなので添加物や塩分を気にする必要がありません。
梅干しや黒酢の酸味効果を体感したいなら、試す価値はありますよ。
https://ssl.lifex.co.jp/uk01/
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