希少糖のダイエット効果とやり方、副作用の危険性やデメリットなどについて、健康管理士が解説します。
希少糖はプシコース(アルロース)、キシリトール、エリスリトールなど、自然界にごくわずか存在しない糖質の総称で、糖でありながらカロリーがほとんどなく、逆に肥満予防や糖尿の改善など様々な健康効果があります。日本が世界的な希少糖研究をリードし、ダイエットにも有効な希少糖ですが、大ブームにならないのはデメリットもあるから。日本が世界をリードする、希少糖について理解を深めましょう!
- 希少糖はカロリーにならない自然甘味料
- 様々な健康効果があるが高価なのがデメリット
- 副作用のリスクは極めて低い
この内容を深堀りしていきます。
希少糖とは?ダイエット効果のある糖
自然界には約50種類の希少糖が存在していますが、全部合わせても糖全体の1%にも満たない希少な糖質。普通、「糖」と言えばブドウ糖や果糖がほとんどで、我々が日常的に食べる「砂糖」もブドウ糖と果糖がくっついたものです。
ブドウ糖や果糖のように、人間のエネルギー源として使える糖と違い、希少糖はほとんどエネルギーにならず、代わりに身体の調子を調える重要な生理活性があることがわかっっています。
・血糖値の上昇抑制
・インスリン感受性の向上
・高血圧の予防
・抗酸化作用
世界中で「夢の糖」と呼ばれて研究が進む希少糖は、日本では香川大学が研究をリードしており、香川の企業レアスウィートから、希少糖を配合した「レアシュガースウィート」が発売されて話題になりました。
希少糖は虫歯になりにくい
虫歯の原因は口の中に生息する虫歯菌と、そのエサになる砂糖です。
虫歯の予防効果が医学的にも証明されている「キシリトール」も、実は希少糖の一種なのです。
最近の研究では、キシリトールだけでなくアルロースなど他の希少糖でも虫歯の抑制作用があることがわかってきました。
参照:香川大学希少糖研究センター
ただし、希少糖100%の製品ではなく「希少糖含有の甘味料」などには希少糖以外のブドウ糖なども使用されているため、虫歯の予防にはなりません。
夢の糖質「希少糖ダイエット」のデメリット・なぜ流行らないのか?
肥満抑制から糖尿病予防、高血圧の予防、抗酸化作用など様々な健康効果を持つ「希少糖」は、当然ダイエットにも有効と言われています。しかし2014年頃にちょっとだけ騒がれた希少糖が、一大ブームになることはありませんでした。なぜ希少糖ダイエットは流行らなかったのか?デメリットは何なのか?
結論から言うと、希少糖のデメリットは「コスト・価格」です。
自然界にごくわずかしか存在しない希少糖を安定して生産する技術はあるものの、コストダウンはまだまだ先。週刊ダイヤモンドでも、詳しく書かれていました。
なぜD-プシコースの含有量をもっと増やさないのか、なぜ取り扱い店舗が少ないのか、という疑問も浮かぶところだ。
前者については、価格帯の維持という理由もあるだろう。後者に関しては、大量生産が可能になったとはいえ、いまだに「生産が追いついていない状況」なのだという。
つまり現状では(相対的には)、希少な存在のままなのである。流通量が少ないので、繰り返しメディアに取り上げられても全国的なブームにはなりにくい。
引用:週刊ダイヤモンド
「希少糖含有」ではなく、「希少糖100%」の甘味料を出せなかったのは、価格が高くなりすぎるのを防ぐため。大量生産体制がまだまだ出来ないため、流通量も増やせない。
逆にその希少さが「本物感」を出している為、健康意識が切実になっている方々には高額でも売れるのが現状なようです。
希少糖は安全で副作用はない
「夢の糖」と呼ばれダイエットにも効果的な希少糖ですが、副作用についても気になりますよね。
結論から言うと、希少糖(アルロース、キシリトール、エリスリトール)に副作用の危険性は報告されていません。
日本で研究が進んでいるアルロース(プシコース)に関しては、ブドウ糖と化学式が全く同じ「「C6H12O6」。
構造が対照になっているだけで、ブドウ糖に副作用が無いのと同じ様に希少糖にも危険性はほぼありません。ブドウ糖は摂りすぎればカロリー過多になって肥満の危険がありますが、希少糖はエネルギーにならないので太る心配もなし。
希少糖ダイエットのやり方
希少糖を活かしたダイエットの具体的なやり方を解説します。希少糖ダイエットには2つの段階があり、ご自分の状況に合わせて使い分けましょう。
普段の砂糖を希少糖に置き換え
・スタイル良く健康になりたい人
普段料理に使っている砂糖を、希少糖に置き換えるだけでも摂取カロリーを大幅に減らすことが出来ます。カロリーを減らした上で、体脂肪の蓄積を抑える希少糖の働きも加われば、ダイエットに有効なのは確実ですよね。
希少糖の「エリスリトール」は、糖質の中で唯一「0kcal」の表示が認められています。
ちなみにスーパーでよく見る「ラカント」は、エリスリトールと羅漢果エキスをブレンドして砂糖と同じ甘さにしたものです。高価ですが砂糖と同じ甘さでゼロカロリーを求めるなら、ラカントが良いですね。
砂糖を減らしたいなら「無水鍋」を圧倒的に奨めます
少し本題からは逸れますが、希少糖を使って砂糖の摂取を減らすことが目的であれば、そもそも「無水鍋」を購入することを圧倒的におすすめします。
無水鍋とは、重たい鋳鉄をホーローでコーティングした鍋で「ストウブ」「ル・クルーゼ」「バーミキュラ」などが有名ですね。これらの鍋は密閉性が非常に高いので、野菜から染み出す水分だけで煮物料理などが作れるため、無水鍋と呼ばれているのです。
無水鍋のメリットは単に水を使わずコクが出るだけでなく、食材の甘みが非常に引き立つという点。じゃがいもや人参だけでなく、ほとんどの野菜は多少の「デンプン」を含んでいますが、このデンプンは65℃~70℃の温度でじっくり加熱すると「糖化」する性質があるのです。
我が家では無水鍋導入以降、肉じゃがにも筑前煮にも砂糖は使っていません。もちろんプシコースやエリスリトールなどの希少糖も使わなくなりました。砂糖を使わなくても、本当に甘いんです。無水鍋は高価ではありますが、その後ずっと砂糖を買わなくなるので長期的にはコスパも優れていると思いますよ。
希少糖ゼリー「プロステビア」で体質改善
・メタボリックシンドロームの診断を受けている人
料理の砂糖を希少糖に置き換えるのに加え、本気で体質改善に取り組みたいなら希少糖のサプリもおすすめです。肥満抑制や高血圧の予防効果を持つ希少糖「プシコース」を、サプリで定期的に摂取することで本格的に改善していきましょう。
希少糖サプリの「プロステビア」は、アルロースの他にも非常に強い抗酸化作用を持つ天然甘味料「ステビア」も配合しています。
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希少糖ダイエットは日本の最新技術の結集だった
- 希少糖はカロリーがなく様々な健康効果がある
- 希少糖ダイエットはコストの問題でブームにならなかった
- 本気で健康を取り戻すなら希少糖ダイエットは効果的
希少糖のダイエット効果やデメリットなどについてまとめました。
日本の香川大学が世界的な研究をリードし、日本の最新技術を活かした「夢の糖」。コストを抑える技術が発達してくれば、世界的な大ブームになる可能性も秘めていおり、健康回復に本気で取り組むならサプリで取り入れるのもアリですね!
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