その理由を教えよう。
ダイエット茶やダイエットサプリでよく知られる成分の「サラシア」と「ギムネマ」
どちらも糖質に働きかける成分で、食後の血糖値が気になる方やお腹周りの脂肪が気になる方にオススメです。
では、その2つを併用して使っても大丈夫?
理由はこの記事を読めばわかります。
サラシアとギムネマの併用について、サクッと読める記事にまとめました!
【目次】
サラシアとギムネマは糖質をブロックする原理が違う
サラシアとギムネマは、共にインドや東南アジアに自生する植物で、紀元前より糖尿病を治療する薬草として重宝されてきた歴史があります。
どちらも「糖質の吸収を緩やかにする」という効果がありますが、サラシアとギムネマではその「原理」が違うのです。
2つの糖質に働きかける原理について、簡単に紹介します。
サラシアの場合
サラシアには、サラシノールとコタラノールという2つの物質が含まれており、この物質は腸内で糖質を分解する酵素の働きを阻害します。
サラシアの成分は、このαグルコシダーゼの働きを阻害するため、糖が吸収されにくくなるんです。
糖質は、消化分解されなければ吸収できません。
吸収できなければ、当然血糖値も上がらないし、カロリーもありません。
だから食事と一緒にサラシアを摂ることで、血糖値の急上昇を防いだり、ダイエットにも役立つんですね。
ギムネマの場合
ギムネマには、ギムネマ酸という物質が含まれており、この物質は体内で糖を吸収する受容体を塞いでしまいます。
このため、糖の吸収が妨げられ、血糖値の上昇も緩やかになります。
ギムネマ酸は糖と似ているだけで、糖ではありません。
だから受容体に結合しても吸収されないし、しばらく塞いだままになります。
食事の前にギムネマを摂ることで、食事での糖の吸収が緩やかになり、ダイエットにも役立つというわけです!
だからサラシアとギムネマは併用しても問題ないし、むしろ相乗効果を発揮するよ!
サラシアで免疫力も腸内環境も良くなる?
これまで、糖質制限やダイエットの効果が注目されてきたサラシアですが、2014年の富士フイルムの研究によって、サラシアは「免疫力」を強くし「腸内環境」を良くするという事もわかりました。
富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、糖の吸収抑制効果があることで知られるサラシア属植物の、ヒトの免疫力に対する作用に関して、東京医科歯科大学(廣川 勝昱名誉教授)、東京大学(阿部 啓子名誉教授・神奈川科学技術アカデミー(KAST)プロジェクトリーダー)と共同で試験を行いました。
その結果、サラシア属植物抽出エキス(以下「サラシア」)を摂取することにより、血液細胞の免疫関連遺伝子の発現が増加することが分かりました。
これは、「サラシア」の摂取によりヒトの免疫力が向上することを示すものです。
https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0923.html
この実験では、「サラシアの摂取により、大腸内で善玉菌が有意に増えて悪玉菌が有意に減ることが確認」されています。
この効果は、サラシア(ギムネマも同じ)の作用によって吸収が阻害された糖質が、小腸で吸収されないまま大腸に達して善玉菌を増やすのに役立ったからと思われます。
糖質は、通常は小腸でほとんどが吸収されますが、吸収されなかった糖はそのまま大腸に達します。
大腸に住むたくさんの善玉菌は、糖質が大好物。
このため、吸収されにくく大腸に達する糖は、善玉菌を増やす効果が高いのです。
※例:オリゴ糖
サラシアとギムネマの併用は、問題ないどころかメリットがたくさん。
- 食後の血糖値の急上昇を抑える
- 糖の吸収が緩やかになり太りにくい
- お腹の調子が良くなる
- 免疫力が上がる
- 2つはお互いを邪魔しない
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ギムネマとサラシアの事ね…
サラシアとギムネマはセットがおすすめ
サラシアとギムネマは、それぞれサラシア茶、ギムネマ茶など別々で売られているものも多いですが、サプリなどで選ぶ場合はどちらもセットで入っているものがオススメです。
もちろん単体でも効果はありますが、作用の違う2つを組み合わせることで相乗効果も期待。
ECスタジオの「ネイチャーシェイプ13500」などは、サラシアとギムネマに加えてアフリカマンゴーも配合し、機能性表示食品として認可されているので間違いないかなと思います。
⇒詳しくはこちら
サラシアもギムネマも、どちらも賢く使って美と健康を手に入れましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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