米の品種別アミロース含有率を一覧で見る。ダイエット向きで美味しい米とは

米の品種別アミロース含有率を一覧で見る。ダイエット向きで美味しい米とは
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お米の品種別アミロース含有率を調べて一覧にまとめました。

ダイエットや糖尿病予防、アトピー治療などの観点から高アミロース米が注目されており、スーパーに並ぶ米の品種の中でも、アミロースの多い米を求める人が増えています。
スーパーでよく並ぶ有名品種について、アミロースの含有量を見ていきましょう!


米の品種別アミロース含有率を調べる

米とアミロース含有率
米のアミロース含有率がGI値や腸内環境に影響すると知って以来、私はいつも買う米でもアミロース含有率の高い品種を選びたいと思うようになり、各品種のアミロース含有率を調べては比較してきました。

「米 アミロース含有率 一覧」などでGoogle検索しても、各品種ごとの比較一覧などが全くヒットせず、ほしい情報にたどり着かないモヤモヤを抱えていたため、ならば自分で調べてまとめるしかないと考えた結果が、今回の記事です。

そして詳しく調べていく過程で、アミロース含有率の一覧などが簡単に作れない事もわかりました。

アミロース含有率は環境によって変わるので安定しない

  • アミロース含有率は生育環境(主に温度)によって変化する
  • 品種ごとのアミロース含有率は前後2~3%以内で変動する

今回お米のアミロース含有率について調べた結果、上記2つのことがわかりました。

同じコシヒカリであっても、生育期の気温などによってアミロース含有量は変化し、生育期の気温が低いほどアミロース含有率は高くなるそうです。
このため北海道の米はアミロース含有率の高い品種が多く、低アミロースのコシヒカリなどの栽培に苦労したとか。

このような変動性があるため、アミロース含有率は「コシヒカリ=17%」のように一つの数値で表すことが難しく、簡単には比較できないのが現状のようです。

4つの分類でアミロース含有率を比較

生育環境によって変動するとはいえ、その変動幅は2~3%程度のようです。
やはり品種ごとに「低アミロース米」「高アミロース米」の区分は確実に存在しており、その範囲で多少変動するだけの話。

どんなに気温が低くても、コシヒカリが25%超えの高アミロース米になる事はありません。

なので「高アミロース米(25%以上)」「やや高アミロース米(20~24%)」「やや低アミロース米(17~19%)」「低アミロース米(16%以下)」の4つの分類で、主要なお米の品種を比較してみました!

米の品種別アミロース含有率一覧

分類 アミロース含有率 品種名
高アミロース米 25%以上 さち未来、ホシユタカ、越のかおり、夢十色、ホシニシキ、ゆきひかり、あきたぱらり
やや高アミロース米 20~24% ササニシキ、あさひ、ふっくりんこ、ほしのゆめ、ななつぼし、きらら397、つぶぞろい
やや低アミロース米 17~19% コシヒカリ、あきたこまち、つや姫、ひとめぼれ
低アミロース米 16%以下 ミルキークイーン、彩、ゆめぴりか、おぼろづき、淡雪こまち

【参考資料】
http://www.ak.zennoh.or.jp/pdf/akitamai2018-P3.pdf
https://www.naro.go.jp/laboratory/tarc/contents/lamy/index.html
https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/kome_hinsyu.html
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3084

極端な高アミロース米、低アミロース米はどちらも炊飯には不向きで、製菓材料や加工食品の原料として使われることが多いです。炊飯用に買うなら「やや高アミロース米」がおすすめ

高アミロース米に分類されているお米は、どちらかというと製菓用などで使われ、そのまま食べるには適しません。
普通に炊飯して食べるなら、ササニシキあたりのやや高アミロース米がベストですね!

高アミロース米の特徴

アミロースは人間の消化器では消化しにくいデンプンであるため、食物繊維に近い働きをします。
このアミロースが多いほど、食物繊維が多くダイエットや健康効果が高いということ

メリット
  • 血糖値が急上昇しにくく太りにくい
  • 食物繊維として腸内環境を改善する
  • アレルギー物質になりにくく身体に優しい
  • 味が染みやすいのでパエリアやピラフ向き
デメリット
  • 食感はモチモチ感に欠ける
  • 冷めると固くなりやすい
  • 栽培難易度が高く価格が上がりがち

美味しいアミロース米を食べる人

低アミロース米の特徴

ボソボソ食感の原因となるアミロース含有量を減らすことで、モチモチとした食感を生み出しているのが低アミロース米。
炊きたてご飯はまさにツヤツヤで、近年の人気品種となっています。

メリット
  • モチモチして甘みがある
  • 冷めても柔らかく美味しさを保つ
  • 栽培難易度が低く流通量も多い
  • 米だけで食べるのに向く
デメリット
  • 血糖値が急上昇しやすく太りやすい
  • 人によってはアレルギー物質となる

お米の品種にこだわらず低GIで美味しく食べる方法

お米の品種ごとのアミロース含有量について紹介してきました。
ダイエットやアトピー、便通改善などの目的で高アミロース米をお探しであるのなら、品種による違いも多少は影響してきます。

しかし実際には冒頭で書いたように栽培状況によってアミロース含有量は変わってきますし、品種ごとの違いもほんの数%のものです

もしいつものお米をもっと健康的な食べ方にしたいのであれば「発芽米を混ぜて炊く」などの方が圧倒的に違いが出ますよ。

もち麦、押し麦、玄米、雑穀米、発芽米など混ぜるものは何でも良いのですが、中でも発芽米は非常におすすめです。
何と言っても白米の味をそこまで変えないので、全く無理なく美味しく食べられますよ。

発芽米とは玄米を少し寝かせて軽く発芽させた米で、発芽させる事によって外皮が柔らかくなり、玄米特有のボソボソ感が軽減されています。
加えて食物繊維や各種栄養はた~~っぷりですから、体調の違いもすぐに実感できるのです。

アミロースでお米の品種を選ぶのに加え、発芽米も少し混ぜて炊けばもう完璧ですね。

発芽米といえばファンケルです。
実は化粧品より発芽米の方が本業じゃないかと思うほど強いです。ぜひお試しあれ


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米はアミロース含有率で選んでみよう

米のアミロース含有率まとめ

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管理人プロフィール

管理人サファリ
村上 哲也
ペンネーム:サファリ
【保有資格】
認定ダイエットインストラクター
医薬品登録販売者
健康管理士一般指導員
公認サプリメントアドバイザー
健康管理能力検定一級

筋トレと栄養学にハマる神奈川県在住。
「safari」とは「未知への探求」という意味ですが、人体って今でも未知の事だらけ。
科学的根拠はもちろん大事ですが、まだまだ科学でもわからない未知の「体感」「経験」なども大事にしたいと思っています。

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