【塩の選び方】天然塩・精製塩・再生加工塩の違い

【塩の選び方】自然塩・精製塩・再生加工塩

塩が高血圧などの悪玉とする論は、精製塩と天然塩を区別できていない事からはじまっています。

医学の本を開いても、「食塩」としか書いておらずほとんどの医者もこの区別を知りません。

精製塩は身体に悪いですが、天然塩は身体に必要なものです。この区別と、健康を守る塩の選び方を紹介します。

塩の歴史

上杉謙信の「敵に塩を送る」逸話でも明らかなように、人間は塩がなくては生きていけません。

元より地球上の生命はすべて海から生まれたのであり、海水には生命に必要なほぼすべてのミネラルが溶け込んでいます。
海水を蒸発させて、このミネラルを凝縮させたのが「塩」です。

余談ですが、海に囲まれた日本では海水から塩を作るのが常識ですが、世界的には陸地に残った古代の塩を採取する「岩塩」の方が多いようです。

ところが近代化のあおりをうけて、この塩が1972年に一変しました。

前年の1971年に施行された塩業近代化臨時措置法によって昔ながらの塩田は全廃となり、より近代的なイオン交換膜によって製造されるようになったのです。
イオン交換膜という特殊な膜によって海水を濾過し、塩化ナトリウムだけを取り出すことで、より安価で効率的に海水から塩を取り出せるようになったんですね。

しかしこうして作られた近代的な塩は、まさに「塩化ナトリウムのカタマリ」であり、海水に含まれている他の有用なミネラルをほとんど含んでいません。
この「塩化ナトリウムのカタマリ」が「食塩」として大々的に流通するようになり、ミネラルバランスを崩して健康を害するようになっていったのです。

当然塩の専門家たちはこうした事をわかっており、2002年の塩自由化以降は、各地で海のミネラルとたっぷり含んだ自然塩を製造して販売しています。

精製塩・天然塩・再生加工塩の違い

精製塩

  • イオン膜
  • 立釜

イオン膜:海水を電気分解して塩化ナトリウムだけを取り出す。
立釜:密閉した容器で海水を加熱し、圧力によって塩化ナトリウムを結晶化させる。

どちらも海水に含まれる豊富なミネラルを排除し、塩化ナトリウムのみを抽出して生成した塩です。
こうして作られる塩は日本国内では8割以上が工業原料として消費されており、そもそも人間の食べ物ではありません。

塩の使い道

元々人間の食べ物ではないものを、「塩化ナトリウムなんだから塩だろ」と言って販売しているのが安すぎる食塩の実態です。

こうした精製塩は健康を害する塩であり、なるべく避ける必要があります。

天然塩

  • 逆浸透膜
  • 天日
  • 平釜
  • 加熱ドラム
  • 噴霧乾燥

逆浸透膜とは海水の淡水化にも使われる技術で、海水から真水を抽出する方法です。
こうしてミネラル分が濃縮された海水をつくり、それを以下のような製法で塩にしていきます。

天日:塩田で太陽光によって蒸発させる
平釜:密閉されていない釜で煮立てて蒸発させる
加熱ドラム:加熱した鉄板に吹き付けて一瞬で蒸発させる
噴霧乾燥:霧状に噴霧した海水に温風を吹き付けて蒸発させる

これらの製法により、海のミネラルをなるべく逃さずに結晶化させたのが天然塩ですが、厳密な定義はありません。

ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルは身体の中で相互に影響しながら働いており、バランスが取れていれば高血圧になるような事はありません。

天然塩は古来より人間に必須の食料ですので、積極的に摂っていきましょう。

おすすめは宮古島の「雪塩」


再生加工塩

天然塩は精製塩に比べて製造コストが高いため、価格も高めになります。

そこで海水のミネラルを含んだ上でなんとか価格を抑えるために考え出されたのが、再生加工塩です。

具体的には精製塩を海水に溶かして、塩分濃度の高くなった海水を平釜などで蒸発させてミネラルを含んだ塩にする製法です。

もしくはイオン膜で精製塩を作った後から、炭酸マグネシウムなど塩化ナトリウム以外のミネラル成分を添加している場合もあります。

見分け方は、原材料に「海水」だけでなく「炭酸マグネシウム」や「炭酸カルシウム」などミネラル成分が表示されているかどうかですね。

こちらは精製塩に比べればミネラルを多く含んでいるのでマシですが、海水本来のミネラルバランスではないため健康への作用は天然塩に劣ります。

パスタを茹でる時の塩までこだわる必要はないので、私は再生加工塩もキッチンに置いていますよ。

おすすめは味の素の「瀬戸のほんじお」


”にがり”を活用しよう

にがりの活用

塩の選び方を解説してきましたが、現実的に日本人の食生活からの塩摂取源は味噌、醤油などの調味料や加工食品からの方が圧倒的に多いです。

加工食品はなるべく避け、味噌や醤油は原料の塩にまでこだわるのが理想ですが、そうすると食費がかなり高くなってしまう可能性があります。

そこで活用したいのが”にがり”

にがりとは、塩を作った際にできる濃縮液のこと。

海水を蒸発させていくと、物質ごとに結晶化の速度が違うため、塩となる塩化ナトリウムが結晶化した後にも液体が残ります。これがにがり

にがりはマグネシウム、カリウム、カルシウムなど有用なミネラルが超濃縮された液体なので、ほんの数滴スープに垂らすだけでも沢山のミネラルを摂取できます。
コスパ的には、マルチミネラルのサプリメントを遥かに上回ります。

このにがりを常備しておき、毎食のスープ類やお茶、煮物などに数滴ずつプラスしてみましょう。
これでも、海のミネラルを十分に摂取できます。


おすすめ天然塩まとめ:塩を変えれば人生が変わる!

天然塩 雪塩 518.4円/100g
天然塩 ぬちまーす 800.0円/100g
天然塩 海の精 294.4円/100g
天然塩 カンホアの塩 53.0円/100g
再生加工塩 瀬戸のほんじお 43.2円/100g

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