ミネラル豊富な塩を摂れと言いますが、その中でも特に人気商品が「雪塩」と「ぬちまーす」です。
この2つについて違いを聞かれる事が多いのですが、決定的な違いは1点だけ。
私はこの1点をもって「雪塩」の方を選んでいますが、正直ぬちまーすでも大して変わりません。
どちらも良いお塩なので、ご自身が気に行ったほうを選んでくださいね。
雪塩とぬちまーすの違いを解説していきます。
・認定ダイエットインストラクター
・医薬品登録販売者
・健康管理士一般指導員
健康一筋発信10年。ダイエットや筋トレに役立つサプリメントの他、健康情報も収集し続けてアップデート中。自分と家族と日本国民の健康と幸福(ウェルネス)を追求するのが仕事であり趣味です。
雪塩は地下海水を使用
雪塩とぬちまーすの決定的な違いは、取水方法にあります。
ぬちまーすが宮城島の海から直接取水しているのに対し、雪塩は海岸近くに井戸を掘って地下から取水しているのです。
しかし土壌によって濾過されているから汚染のリスクがとても少ないんですね。
加えて台風などで取水施設が壊れるリスクが少なく、気候に関わらず安定して取水できるメリットもあるそうです。
マイクロプラスチック汚染のリスクが少ない
2018年、韓国の研究グループが世界の海塩からマイクロプラスチックが検出されたという研究結果を発表しました。
食塩に含まれるマイクロプラスチックが地理的にどう広がっているか、プラスチック汚染が起きている場所とどんな相関関係があるのかについて、世界規模で調査した研究はこれが初めてである。その分析によると、調査対象となった食塩39品目のうち、36品目でマイクロプラスチックが検出された。
引用:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO36912250V21C18A0000000/
マイクロプラスチックと一口に言っても単純なプラスチック片や合成繊維など様々で、それらが具体的に人体にどのような害があるのかはわかっていません。
今までも普通に塩を食べてきたのだから問題ないとする考えもありますが、どうせなら汚染されていない塩を食べたいですよね。
そういうった点で、地下海水を使用している雪塩を私は選んでいます。
雪塩とぬちまーすのミネラル成分比較
雪塩とぬちまーすの公式HPに記載されている情報から、両者のミネラル含有量を比較してみました。
率直な感想は、どちらも大して変わらないという事
ちなみにぬちまーすは2000年2月に「最も多様なミネラルを含む塩」としてギネスブック認定されていますが、同じく2000年8月に雪塩の方がギネスブック認定されています。
今ではその部門がなくなってしまったのでギネス認定はどちらも無しという事になっていますが、どちらも素晴らしく多様なミネラルを含んでいることには変わりません。
雪塩とぬちまーすの製法比較
雪塩とぬちまーすはどちらも独自の製法をとっていますが、非常に似通っています。
まず海水を逆浸透膜で濃縮し、ミネラル分の非常に濃い海水を作ります。
それを霧状にして噴霧しますが、ここからが微妙に違います。
ぬちまーす:暖房の温風で霧を蒸発させる
どちらも濃縮海水の霧を一瞬で蒸発させるという点は同じ。
一瞬で蒸発させる事でミネラルが分離せず、塩化ナトリウム以外のカリウムやマグネシウムもたっぷり含有した塩ができるんですね。
結論:雪塩とぬちまーすどちらも良いお塩
結論から言って、雪塩とぬちまーすはどちらも多様なミネラルを含む塩であり、間違いなく良い塩です。
私が雪塩をひいきするのは、取水方法の違いももちろんあるのですが、個人的に宮古島に旅行に行って直接買ったという愛着のほうが大きいかもしれません。
ミネラル豊富な天然の塩は、いくら取っても高血圧など起こりません。
高血圧になるのなら、それは塩以外に原因があります。
塩でミネラルを補給して、老化や病気に対抗していきましょうね!
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