こんにちは。サファリです。
今回は、男性の料理についてのお話です。
との格言がありますが、ダイエット、筋トレ、細マッチョへの肉体改造を目指す場合、自炊は必須です。
自分で調理することによって、自分が食べる栄養を管理でき、また食に対する意識も高まります。
加えて、ある程度の調理法をマスターしておくことで、生活力全般のスキルアップとなり、男としての格も上がるというもの。
そこで、男子のレベルを高める「男の料理」には、中華鍋と中華お玉を激推しします。
中華鍋と中華お玉には、どんなメリットがあるのか?
そこをお伝えします。
【目次】
中華鍋のメリットとは?
中華鍋とは、その名の通り中華料理でよく使われるお椀状のフライパン兼用鍋のこと。
料理番組などでも、中華料理店では必ずこの形状の鍋が使われますよね。
通常、フライパンといえばテフロンコート、フッ素コート、ダイヤモンドコートなどなど、こびりつかないようなコーティングがされているものです。
しかし、中華鍋はそういったコーティングが一切なく(商品よってはシリコンコーティングがされているものもあり)鉄板むき出しなのです。
鉄板むき出しですから、当然こびりつきます。
最初だけは。
しかし、使っているうちに次第に鉄板に油が染み込んでいき、何をしてもこびりつかなくなるのです。
中華鍋は一生モノ
コーティングがされたフライパンは、テフロンコートだろうがフッ素コートだろうがダイヤモンドコートだろうがマーブルコートだろうが、いつかは劣化します。
コーティングされている以上は、コーティングが剥がれたら終了、買い替えとなります。
しかし、中華鍋には最初からコーティングがされていません。
繰り返し使用することで、油が染み込んでいきコーティングされていくのです。
中華鍋=使うほどにコーティングが強化される
これが最大の特徴。
一般家庭で使う分には、中華鍋は一生モノです。
中国では、娘の嫁入り時に新しい中華鍋を買い、それを孫にまで受け継ぐ文化があるそうです。
中華鍋は男らしく豪快に扱う
中華鍋は、コーティングがされていない鉄板むき出しであるがゆえに、豪快に扱う事が可能です。
金属製の中華お玉でガンガン炒め、高温にして一瞬で食材に熱を通します。
コーティングされたフライパンでこんな事をしたら、一瞬でテフロンが剥げてしまい、嫁から激怒を買うでしょう。
テフロンコートのフライパンで同じことをしたら、間違いなく一瞬でダメになります。
また、高温で空焼きするのも、コーティングされたフライパンでは絶対に禁忌。
空焼きによってコーティングが劣化します。
しかし、そもそもコーティングされていない中華鍋なら、高温空焚きも当たり前。
十分に鍋を熱した状態で食材を投入することで、水分が一瞬で蒸発してこびりつきが無くなるのです。
空焼きの意味
フライパンの表面には「吸着水」という、目に見えない水の分子が大量に付着しています。
この吸着水が、食材の水分と反応することで「こびりき」が起こるのです。
これを防ぐには、まずフライパンを十分に加熱して吸着水を完全に蒸発させてから、油をしいて食材を投入すること。
しかし、コーティングされたフライパンは空焼きが禁忌であるため、中華鍋だけで使えるテクニックです。
この特性は、炒飯や野菜炒めなどの炒めもの料理で威力を発揮します。
湾曲によって鍋フリがしやすい
中華鍋の形状は、大きく湾曲したお椀型。
この形状によって、中華料理の醍醐味である「鍋振り」がしやすくなります。
男の料理の代表であるチャーハンは、鍋振りテクニックの習得無くして完成しません。
もちろん多少の練習は必要ですが、専用の道具を使うことが技術習得にも近道になります。
中華お玉の役割
中華鍋を使用する際、セットで重要になるのが中華お玉です。
中華お玉とは、金属製で柄の長い(27cm程度)のお玉のこと。
さらに、普通のおたまに比べて先端が鈍角であるため、汁物をすくうだけでなく炒めるためのヘラとしても利用できます。
この中華お玉は、中華鍋の為に作られた道具。
中華鍋を使いこなすには、中華お玉も必須となります。
中華お玉は中華鍋の湾曲にフィットする
チャーハンのような炒め物をする際、中華お玉は大いに役立ちます。
お玉という形状であるため、周辺の縁は鋭角なヘラとして使え、お椀状の腹の部分は、中華鍋の湾曲にフィットして食材を鍋肌に押し付けるのに利用できます。
百聞は一見にしかず。
Youtubeで140万回再生されている、芸術的なチャーハンの作り方をご覧ください。
中華お玉の使い方に注目してみると、お玉の腹で鍋肌にご飯を押し付けるのと、お玉の縁でご飯を切るようにほぐしているのを上手く使い分けています。
さらに、調味料もお玉ですくって投入しており、全ての動作が一つの道具で完結しているのがわかります。
中国四千年の歴史が生み出した、非常に合理的な道具なんですね。
中華鍋の傷も男の道具の証になる
サファリが10年以上使っている中華鍋です。
改めて写真で見ると、サビと傷がひどいですね…(汗)
さすがにそろそろ磨こうかと思いますが、このように傷が付いていくのも男の道具の勲章であると思います。
ファッションでもそうですが、男性の場合「良いものを長く使う」のがカッコいいという文化がありますよね。
革財布、革靴、革ジャンなど、革製品は「経年変化」が魅力のひとつ。
長く使っていれば、当然傷もつくし色あせも起こります。
しかし、そういう経年によって出来る傷こそが「俺の道具」の何よりの証明なのです。
中華鍋も、コーティングされていない鉄板むき出しです。
金属製の中華お玉でガンガン炒めれば、当然傷もつくしサビも尽きます。
しかし、これらは一回サンドペーパーで磨いてしまえばピカピカに元通り。
テフロンコートのフライパンをペーパーで磨くなんて考えられませんが、中華鍋ならそれが出来るのです。
そうして、一つの鍋を何年も使うことが、「料理男子」の嗜みであるわけですね。
中華料理は油を大量に使うので、カロリーは高くなりがちですが、そもそも筋トレ習慣があればそれも必要なカロリーのはず。
男の料理を嗜むために、まずは中華鍋買ってみませんか?
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