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青汁とカフェインについて、健康管理士が解説します。
青汁の中にもカフェインを含む商品があり、気になる方は注意が必要です。青汁のカフェイン含有量について調べ、カフェインレスの美味しい青汁についても紹介します！

青汁にカフェインが含まれる場合とは

青汁とは、野菜や果物を搾った汁を粉末化したもの、もしくは乾燥させた野菜を粉砕した健康飲料です。原材料が野菜のみであれば、青汁にカフェインは含まれません。

しかし市販の青汁の多くは、味付けに「抹茶」を使っています。青汁と言えば「苦い・青臭い・不味い」イメージがありましたが、現在では抹茶などで味付けをして、かなり美味しく飲める青汁ばかり。

とはいえ、その抹茶によって青汁にカフェインが含まれていることは、意外と知られていないんですよね。

カフェインに注意したほうが良い人

カフェインは中枢神経系に作用し、覚醒効果、脂肪の燃焼効果、脳血管の収縮、心拍数の増加など様々な作用もたらします。適量ならば健康効果も高いと言われるカフェインですが、注意した方が良い人もいます。

カフェインに弱い人

体質的にカフェインに弱い人は、青汁にも注意しましょう。夕方以降にコーヒーやお茶を飲むと、全く眠れなくなってしまう方は、抹茶入り青汁も夕方以降は飲まないほうが良いかも知れません。

妊婦・授乳婦

妊婦・授乳婦がカフェインを摂ると、胎盤や母乳を通じて子どもにも移行し、小さな体は少量のカフェインでも影響を受けます。小児のカフェイン過剰摂取は発達障害の原因になる可能性もあり、注意が必要。

ただし次に説明するように、青汁に含まれる程度のカフェインで小児に影響がでる心配はほとんどありません。

青汁のカフェイン含有量は多くない

実際に青汁にはどれくらいのカフェインが含まれているのか調べてみました。まず、青汁に使われることの多い「抹茶」のカフェイン量を調べてみます。

◯文部科学省『日本食品標準成分表』より

抹茶粉末100g中には、カフェインが3.2g含まれています。
青汁の粉末はは1杯3gくらいしか無いので、これではイメージしづらいですね。仮に青汁1杯中の抹茶粉末を0.5gだとして、カフェイン量もmgに直して換算してみます。

青汁1杯の抹茶粉末が0.5gだとすると、カフェイン量は16mgとなりました。
参考までに、コーヒーやペットボトルのお茶のカフェイン量も併記してみましたが、こう見ると青汁のカフェイン含有量はコーヒーやお茶と比べて全く多くないことが分かります。

妊婦はカフェインをどれくらい気をつけるべきか

「妊娠中・授乳中はカフェインを摂ってはいけない」と常識のようになっていますが、実際どれくらい気をつけるべきなのか？
結論から言うと「コーヒー3杯程なら問題なし」という事のようです。

日本の厚生労働省では、カフェインの体に対する影響は個人差が大きすぎることから、基準を設けていません。しかし参考として、海外の基準例が紹介されています。

○世界保健機関（WHO）

2001(平成13)年に公表した「Healthy Eating during Pregnancy and Breastfeeding （BookletFor Mothers）2001」において、
「妊婦はコーヒーの摂取量を一日３～４杯までににすべき」と提言。

◯英国食品基準庁（FSA）

2008(平成20)年妊娠した女性に対して一日当たりのカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで２杯程度)に制限するよう求める。

○カナダ保健省 （HC）

2010(平成22)年カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は最大300 mg/日(マグカップで約２杯)までとする。
◯厚生労働省『食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ＆A』より

どの国の基準を見ても、妊娠中・授乳中であっても「1日200ml」までなら問題なしとしている事が多いですね。

青汁1杯のカフェインは16mg程度ですから、妊娠中でも全く心配なく飲めそうです！

心配ならカフェインレスの青汁を選ぼう

いくら基準いないとは言え、リスクは少しでも減らしたいのが当然の気持ち。青汁のカフェインが気になるようなら、カフェインレスの青汁を選びましょう。
抹茶を使わなくても美味しく飲める、おすすめの青汁を紹介します！

サンスター粉末青汁

健康食品大手のサンスターが発売する、正真正銘「野菜だけ」の青汁です。青汁原料の定番であるケール、大麦若葉、桑の葉と、ブロッコリーとモロヘイヤ。原材料はこの５つだけ
野菜のみである以上、少し青臭いのはご愛嬌ですが、着色料や保存料も一切使用せず、100％国産野菜のみ！
公式サイトにも「妊娠中でもお飲み頂けます」とハッキリ記載されています。

30包で4500円は高い気もしますが、1包あたり10gと、一般的な青汁の3倍以上！食物繊維も1杯で3.6gとかなり多いので、配合量ベースで見ればむしろ安いと言えます。

サンスター粉末青汁　公式サイトはこちら

100％国産・野菜５種　サンスター　粉末青汁。100％国産　無添加による健康への徹底したこだわり！1日分の野菜不足をこれ一包で補える。青汁へこだわる方＞＞続きを公式サイトで読む

ドクターベジフル青汁

九州の無農薬野菜を使った健康食品を多く発売している、ドクターベジフルの人気商品です。九州産の無農薬野菜21種類を使った青汁で、とにかく沢山の種類の野菜を摂りたい方にはオススメ。

もちろんカフェインは含まれず、天然野菜のみを使って味付けしています。天然甘味料とも言える「きなこ」や「黒糖」を使っており、抹茶不使用でも本当に美味しい青汁です。

若干の甘みがあり、苦さはゼロ。子どもでも飲みやすく、家族で楽しめる青汁です。
初回価格2630円と、国産野菜100％なのに安いのも魅力的ですね！

ドクターベジフル青汁　公式サイトはこちら

食事制限にお悩みの方に 21種類の九州産野菜をブレンド。完全無添加青汁 ドクターベジフルの青汁「野菜不足が気になる…」 「表情がどんよりくらい…」 「なかなか元気が出ない…」 「すっきりせずに、溜まりがち…」 そんな毎日にウンザリしていませんか？ そんなあなたに”野菜のプロ”が本気で作った すごい青汁＞＞続きを公式サイトで見る

抹茶で味付けした青汁には、カフェインが少量ながら含まれています。ほとんど心配はいらないレベルですが、気になるならカフェインレスの美味しい青汁を選びましょう！他の青汁については、関連記事をご覧くださいね！

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