今最も勢いのある学生ボディビルダー・相澤隼人のトレーニングメニューを紹介します!
月刊『IRONMAN』のインタビューで、現在の詳細な筋トレメニューから、トレーニングで特に意識している事などを語っています。
柔道のために始めた筋トレの方にハマってしまい高校生選手権3連覇、大学生になっても勢いの止まらない相澤隼人の筋トレを、ぜひ参考にして下さい!
ボディビル学生チャンピオン・相澤隼人のプロフィール
先日はミライモンスターの密着を放送して頂きました。
視聴してくださった方々、メッセージをくださった方々、ありがとうございます。
こんな自分ではありますが、これからも応援の程よろしくお願い致します!
写真は@maxmentokyo さんより
いつもありがとうございます! pic.twitter.com/UZVTvVf1qA— 相澤隼人 (@bighayabodybuil) October 29, 2019
本名 | 相澤隼人(あいざわ はやと) |
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生年月日 | 1999年10月21日 |
身長 | 164cm |
体重 | 71kg(オン)、83kg(オフ) |
相澤隼人選手は、神奈川県生まれの21歳。2014年に中学2生でボディビルをはじめ、2015年~2017年まで全国高校選手権を3連覇。大学1年で全日本学生選手権を優勝し、2019年には日本選手権でも9位に入賞するなど、今最も勢いのある若手ボディビルダーです。
小学校4年生の頃に柔道を始めたのをキッカケに定期的な筋トレを開始し、目覚ましいスピードで成長し続けています。高校生になって町田のゴールドジムで鈴木雅に出会ったのが成長のキッカケと語っており、日本ボディビル会の将来を担う存在になりそうですね。
体重の変遷(柔道)
中2 | 50kg級 |
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中3 | 55kg級 |
高1 | 66kg級 |
高2 | 66kg級 |
高3 | 73kg級 |
柔道とボディビルを両立し、高2のときは66kg級に絞った為に身体が動かなくなって柔道では失敗したと語っています。その分ボディビルではいかんなく才能を発揮している相澤隼人の現在の筋トレメニューを見ていきましょう。
相澤隼人のトレーニングメニュー
相澤隼人の現在のトレーニングメニューを、月刊『IRONMAN』20年5月号のインタビューから紹介します。20年春休みVerとしており、現役大学生であるため普段は授業の合間を縫ってのトレーニング。気兼ねなく追い込みまくれる春休みのハードメニューとなっております。
【追記】2021年春バージョンも公開!
【新刊告知】
2021年5月号は4月12日発売!相澤隼人
「ボディビルは好きでやっているものだから、楽しくやらないといけないと思うんです」ご予約→https://t.co/pWSwWZmh5v pic.twitter.com/9AhRBow9KF
— カラダ改造マガジン『月刊IRONMAN』 (@ironman_mag) April 10, 2021
『IRONMAN』21年5月号にも相澤隼人選手のインタビューが掲載され、新たなトレーニングメニューが公開されました。コロナ禍の中でボディビル大会も軒並み中止となり、逆にトレーニングの時間が増えたことでハードなメニューは継続しているようです。
そのメニューも、合わせて紹介します!
分割の順番
- 「胸」
- 「背中」
- 「肩」
- 「腕」
- 「脚」
「胸」と「腕」、「脚」と「背中」を離すことを意識したら、自然とこの順番になったと語っています。
以前は「背中」の翌日に「脚」が着ていたんです。すると、腰の疲労が抜けていないんです。
引用:月刊『IRONMAN』20年5月号
各部位の疲労を残さないように、工夫した順番。
5分割メニューなら、最もベーシックな順番ですよね。
相澤隼人2020春休みの筋トレメニュー
- ベンチプレス:5×3
- インクラインベンチプレス:7×4
- インクラインフライ:10×4
- チェストプレス:12×4
- ディップス12×4
- マシンチェストプレス:12×4
- ラットプルダウン:10×4
- ワンハンドラットプルダウン:8×3
- バーベルベントオーバーロウ:6×3
- ダンベルベントオーバーロウ:10×4
- シーテッドロウ:10×4
- チンニング:限界×4
- ラットプルダウン:13×4
- マシンショルダープレス:10×4
- スミスマシンフロントプレス:10×4
- シーテッドサイドレイズ:15×6
- インクラインサイドレイズ:10×3
- アップライトロウ:8×4
- マシンサイドレイズ:15×4
- リアデルトフライ:10×4
- リアレイズ:15×4
- バーベルカール:8×4
- インクラインカール:10×5
- ワンハンドバイセップスカール:15×3
- ナローベンチプレス:6×3
- ライイングエクステンション:10×6
- ロープオーバーヘッドエクステンション:12×4
- プレスダウン:15×4
- インナーサイ:30×3
- アウターサイ:30×3
- スクワット:5×3
- ハックスクワット:10×3
- スミスマシンスクワット:10×3
- レッグプレス:3セット
- レッグエクステンション:15×4
- プローンレッグカール:10×3
- ニーリングレッグカール:10×2
- ダンベルスティッフレッグドデッドリフト:10×3
- ブルガリアンスクワット:10×3
- カーフレイズ:12×3
相澤隼人の2021筋トレメニュー
お詫びと訂正
2021年4月12日発売の「IRONMAN2021年5月号17ページに掲載しました相澤隼人選手のトレーニングプログラム」におきまして誤りがありました。読者の皆さまならびに関係各位に深くお詫び申し上げますとともに、ここに訂正いたします。
(アイアンマン編集部2021年4月12日) pic.twitter.com/6RwWg3LCSY
— カラダ改造マガジン『月刊IRONMAN』 (@ironman_mag) April 12, 2021
『IRONMAN』21年5月号に掲載された相澤隼人のトレーニングメニューは、誤りだったとのこと。
Twitterで訂正されたメニューと、誌面のメニューを比べてみたら、違いすぎてビビりました(笑)。きっと他の人のメニューと間違えたのでしょう。
現在の正しいメニューは、下の画像の通り。(画像クリックすると拡大します。)
主な種目のセット重量
ベンチプレス | 160kg |
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スクワット | 195kg |
アップライトロウ | 115kg |
リアレイズ | 38kg |
大学生・相澤隼人は高重量重視
ベンチプレス160kgに、スクワット195kgと恐ろしい高重量で筋トレしているのには、「若いうちは高重量重視で」という明確な意図があるようです。
僕くらいの年齢から効かせる事だけに専念したトレーニングをしていると、軽い重量しか持てなくなってしまいます。でも重たいものをもっていると、そこから10kg下げただけで必然的に効かせられるようになる。
重たいものを持って筋力のベースを高めていけば、効かせられる重量も上がってきます。
使用重量を伸ばせる時期に伸ばすというのは重要だと思います。
引用:月刊『IRONMAN』20年5月号
若いときには、とにかく食って鍛えて身体をでかくする。
身体がそれに耐えられるんだから、わざわざ軽いので「効かせる」事を考えすぎないほうが良いんですね。
一部位に一つは脊柱を使う種目
アップライトロウ115kなど、かなり信じられない重量でやっているようですが、各部位の筋トレに必ず一つは「脊柱」を使うメニューを組み込んでいるそうです。
背中ならスクワット
腕ならスタンディングバーベルカール
肩ならアップライトロウ
「脊柱=体幹」をガッツリ使うメニューを組み込むことで、胴体部もしっかり鍛えられ高重量に耐えられる身体が出来上がっていくんですね。
アップライトロウは115kgくらいでやっています。ほぼチーティングで挙げているので「アップライトロウ」と呼べないフォームになっていますが(笑)
-「ハイプル」のような感じ?
そうです。ただ三角筋はしっかりパンプします。
引用:月刊『IRONMAN』20年5月号
チーティングを使ってでも、問答無用の高重量で身体全体に負荷をかける。
こういう種目を毎回取り入れることで、対象筋だけでなく身体全体を連動させる細かい筋肉も鍛えているんですね。
まさに回復力の高い若者だからこそ出来るメニューと言えます。
2021年になり重量重視は卒業
『IRONMAN』21年5月号のインタビューでは、前回から1年たって「重量重視」から「コントロール重視」に切り替えている事が伺えます。
アップライトロウは70kgに下げ、パワーグリップも使わず素手でやっているとのこと。
三角筋は遠くに置かれたものを握って取るという動作で収縮します。だから「握る」という感覚は大事だと思います。一度重量を捨てて、素手でバーベルを握って始めるようにしました。
引用:『IRONMAN』21年5月号
まだまだ若いですが、既にベテランビルダー並の境地に達している様子。しっかりと人体の機能を理解し、質の高いトレーニングが行えているようですね!
相澤隼人の筋トレを参考にデカくなろう!
本日10月21日をもちまして20歳になりました。
いつもサポートや応援をして下さる方々、本当にありがとうございます。
これからも全力を尽くして頑張りたいと思いますので20歳になった自分も何卒、よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/PkYlNQVFDp
— 相澤隼人 (@bighayabodybuil) October 21, 2019
相澤隼人の2020年春現在のトレーニングメニューを紹介しました。
「とにかく高重量で身体全体を鍛える」若者ならではのハードメニューでありながら、本人は解剖学などを積極的に学んでおり、文武両道の好青年という印象です。
中学生から目覚ましい勢いでデカくなっており、「やればやるだけデカくなると思ってた」考え方も痛快。
若いトレーニーにとっては、最も参考になる選手かも知れませんね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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