こんにちは。
日本ニュートリション協会公認サプリメントアドバイザーのサファリ(@diet_safari)です。
「ナットウキナーゼ」という言葉を聞いたことがある方も多いハズ。
納豆だけに含まれる特別なタンパク質分解酵素です。
よく「納豆菌」と混同されがちですが、納豆菌は1906年に沢村真博士が発見した「納豆をつくる菌」のこと。
煮た大豆に納豆菌を加えて発酵させるとき、納豆菌が作り出す酵素がナットウキナーゼです。
ナットウキナーゼは、強力なタンパク質分解作用によって、血管の中に出来る血栓を溶解する働きがあります。
加えて、血液をサラサラにして血流を改善、高血圧の予防など様々な効果が知られています。
ナットウキナーゼは心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓症の予防だけでなく、ダイエットに活用する人も多いですよね。
この記事では、そんなナットウキナーゼサプリの選び方について解説します。
【目次】
なぜナットウキナーゼはサプリで摂取すべきか
そもそも、納豆を食べればナットウキナーゼも摂取できるはず。
なぜ、わざわざナットウキナーゼのサプリメントを買う必要があるのか?
この点について最初に説明しておきます。
納豆では胃酸で分解される
納豆菌は極めて生命力の強い細菌で、宇宙空間でも生きられる事が知られていますが、ナットウキナーゼは熱や酸に弱い酵素です。
納豆を普通に食べても、胃酸によって分解されてしまいます。
このため、胃酸で溶かされずに腸まで届くソフトカプセルを使ったナットウキナーゼサプリが有効なのです。
サプリなら必要量を摂取できる
ナットウキナーゼが血栓を分解する活性度は「FU」という単位で表されます。
これは、血栓の主成分がフィブリンというタンパク質であることから「フィブリン・ユニット」の略です。
日本ナットウキナーゼ協会では、血栓症の予防に必要な摂取量を「1日2000FU」と定めています。
一般的な納豆1パックは1500FU程度と推定されていますが、前述の通り普通に食べても胃酸で分解されてしまいます。
ナットウキナーゼを推奨量しっかり摂りたいのであれば、サプリメントが経済的にも優れています。
ナットウキナーゼサプリの選び方のポイント
ナットウキナーゼは須見洋行博士によって発見された後、その優れた血栓症の予防効果、血液サラサラ効果などから海外でも注目されています。
しかし残念ながら、注目度が高いゆえに粗悪なサプリメントも横行しているのが事実です。
ここでは、ナットウキナーゼのサプリを選ぶ際に見るべきポイントを抑えておきましょう。
1日2000FUが確保されているか
ナットウキナーゼが血栓フィブリンを溶解する活性度の単位が「FU」
日本ナットウキナーゼ協会が定める、血栓症の予防に有効とされる摂取量が「1日2000FU」です。
ナットウキナーゼのサプリを選ぶ際は、一日分の配合量が2000FUを満たしているかをしっかりチェックしましょう。
そもそもFUの記載がないサプリは選ばないほうが良いでしょう。
FUは(製造時)ではないか
市販の納豆は1パック1500FU程度とお話しましたが、実はナットウキナーゼの活性は時間と共にどんどん落ちていきます。
このため、賞味期限が近づくほどにFU値も下がっていくのですが、これはサプリでも同じ。
パッケージに「2000FU(製造時)」と記載されているものは、確かに製造時は2000FUあったのでしょうが、そこからドンドン落ちていると考えたほうが良いです。
ナットウキナーゼサプリでは、賞味期限いっぱいまで2000FUを確保するために、製造時は2200~2300FU程度で生産している商品もあります。
こういったサプリは価格も高くなりますが、より信頼性が高いと言えますね。
ビタミンK2が除去されているか
納豆には、ナットウキナーゼの他にも「ビタミンK2」が豊富に含まれています。
ビタミンK2は、小腸で吸収されると肝臓に送られ、そこで血液を凝固させる酵素を作り出します。
つまり、血液サラサラとは真逆の効果があるのです。
もちろん、ビタミンK2も適量であれば身体に欠かせないものですが、サプリで過剰摂取すると血液が固まりやすくなってしまいます。
このため、降圧薬のワルファリンを服用している方は、納豆を控えるように医師から指導されるはず。
ナットウキナーゼのサプリでは、ビタミンK2が完全除去されているものを選べば、ワルファリンとも拮抗せず安全に長期間飲み続けることが出来ます。
公的機関等の認証を受けているか
商品のパッケージに「1日2000FU」と書かれていても、それが本当かどうかは消費者にはわかりません。
日本ナットウキナーゼ協会は、国内30社、海外20社ほどが加盟しており、ナットウキナーゼサプリの審査・認証を行っている機関です。
会員企業は年々増え続けており、各商品ごとに「フィブリン分解法」という精度の高い測定法によってナットウキナーゼ活性や安定性を審査しています。
この日本ナットウキナーゼ協会の認証マークを取得している製品なら、まずは安心と考えていいでしょう。
他にも、公益財団法人日本健康・栄養食品協会の「JHFAマーク」も、同じような認証を行っています。
ナットウキナーゼ以外にも何か配合されているか
ナットウキナーゼは、血栓による心筋梗塞や脳梗塞の予防などにつながると考えられています。
サプリを選ぶ際は、ナットウキナーゼ単体のサプリか、ナットウキナーゼの他にも様々な成分が組み合わされたサプリを選ぶことが出来ます。
一般的には、同じく血液サラサラ効果が期待されるDHA・EPA・αリノレン酸などのオメガ3系不飽和脂肪酸と組み合わされる事が多いです。
他の成分が入った分ナットウキナーゼの活性度が減ってしまっては本末転倒ですが、2000FUを確保した上でさらに不飽和脂肪酸などが入っているサプリはより多くの効果が期待できるかも知れません。
ただ、その分値段は高くなりますので、その点はお財布などと相談して考えましょう。
サファリおすすめのナットウキナーゼサプリ
マルサン 納豆博士
初回3,980円~
・賞味期限2年間にわたり2000FUを確保
・製造時2200~2300FU
・ビタミンK2完全除去
・公益財団法人日本健康・栄養食品協会の
「JHFAマーク」認定品
[su_button url=”https://affiliate-ocean.jp/cl/w0000321301/11050/17210/vy4orfdJ” target=”blank” style=”flat” size=”10″ wide=”yes” radius=”round” rel=”nofollow”]納豆博士 購入HPへ[/su_button]
納豆博士のもっと詳しいレビューはこちらの記事もご覧ください
[itemlink post_id=”341″]
[itemlink post_id=”342″]
ナットウキナーゼサプリの飲み方や注意点などQ&A
ナットウキナーゼサプリの飲み方や、気になるポイントをQ&Aでまとめてみました。
ナットウキナーゼはダイエットに有効か
ナットウキナーゼサプリを飲んだから痩せるという事はありません。
ただ、ナットウキナーゼやDHA・EPAによる血液サラサラ効果、血流改善効果は、全身の機能を活性化するのに役立ちます。
このため、便秘の解消や代謝の向上などを通してダイエットに役立つ可能性も考えられます。
ナットウキナーゼサプリを飲むタイミングは
一般的に、血栓ができやすい時間帯は「深夜から早朝にかけて」と言われています。
このタイミングでの心筋梗塞や脳梗塞が数多いため、ナットウキナーゼサプリを飲むのも夕食後から寝る前までの間が推奨されています。
何回かに分けるよりも、一日分を一度で飲んでしまったほうが良いでしょう。
ただ、即効性を期待するようなものではないので、数ヶ月以上継続して飲むことを忘れないでください。
ナットウキナーゼに副作用や過剰症はあるか
ナットウキナーゼのサプリが日本で発売され始めて10年以上が経ちますが、副作用や過剰症は特に報告されていません。
ワルファリンとも拮抗しないことが報告されています。
ただし、アスピリンと飲み合わせた場合は出血しやすくなるという報告があります。
参照
どちらにしても、多量に飲んだからと言って効果が上がるようなものではありません。
一度にたくさん飲むのではなく、毎日継続的に飲むことが重要です。
ナットウキナーゼは熱に弱いのか
水分が多い少ないによってナットウキナーゼの熱への耐性も変わってきます。
水分が多い状態だと、50℃ほどで急激に活性が低下するようです。
水分が少なければ、100℃でも大丈夫という説もあります。
人間も、50℃のお風呂には入れませんが100℃のサウナには入れるのと同じ理屈ですね。
ナットウキナーゼを飲む際は熱湯では無いほうが良いでしょう。
ブログランキング参加しています。
役に立ったと思ったらポチッとお願いします!
この記事へのコメントはありません。