こんにちは。
日本ニュートリション協会公認サプリメントアドバイザーのサファリです。
ライザップの食事指導は、とにかく糖質制限ばかりで「きつい」というイメージを持っている方も多いと思います。
実際にはユーザー一人ひとりの事情に合わせた柔軟な食事指導を行っていますが、先日ライザップに取材に行き、ライザップで実際に行われている食事指導を一部体験させて頂きました。
その体験に基づき、ライザップの食事指導の内容などについて紹介していきます!
【目次】
ライザップの食事指導は糖質制限だけじゃない
「ライザップ=糖質制限」というイメージは未だに根強いですが、実際にはライザップの食事指導は「とにかく糖質制限!」というようなものだけではありません。
糖質制限は体重を手っ取り早く落とすには最適なダイエット方法ですが、極端にやりすぎると筋肉まで落ちてしまいリバウンドしやすくなるというデメリットがあります。
そこでライザップでは、トレーナーの手厚い指導により、極端になりすぎない食事指導と、正しい筋トレによって筋肉を維持しながら体脂肪を落とすことを目的にしています。
ライザップの食事指導は糖質制限も2段階
ライザップの食事指導は、入会すると最初に渡される「スタートアップガイド」を基本として行われます。
このスタートアップガイドはライザップの商品なので、中身をすべてお見せするわけにはいきませんが、ちょっとだけ紹介。
まずはライザップの無料カウンセリングで調べた自分の数値を書き込んでいき、一日の摂取カロリーや摂取すべきタンパク質量を割り出します。
また、糖質制限については「手っ取り早く減量したい一日50gコース」と「余裕を持って確実に減量したい1日120gコース」があります。
中程度の肥満からモデル体型、細マッチョ体型を目指す場合などは、糖質1日50gコースがおすすめです!
ライザップの食事指導の基本ルール6つ
ライザップの食事指導の基本ルールである6つを紹介します。
①糖質を控える | 糖質は大切なエネルギー源ですが、摂りすぎれば太ります。逆に糖質を制限すれば最も効率的なダイエットになります。 |
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②タンパク質を沢山摂る | 糖質をへらす分、筋肉の材料になるタンパク質を多めに摂って筋肉を維持します。またタンパク質はエネルギー源にもなるため、糖質を減らしてもエネルギーを確保できます。 |
③良質な油を摂る | 良質な油とは、酸化していない新鮮な油、魚などに多い「不飽和脂肪酸」など。細胞やホルモンの材料として油は欠かせないので、青魚、アボカドなどで補給します。 |
④ビタミン・ミネラルを摂る | ビタミン、ミネラルは現代日本人に不足しがちですが、体調を整えるのに欠かせません。野菜などの天然食材に多いですが、サプリメントの活用も有効です。 |
⑤水分こまめに摂る | ダイエットをすると特に水分不足になりやすいので、意識して多めに摂ります。冷水ではなく常温がベスト。便秘の予防にも重要です。 |
⑥食事量は「昼>朝>夜」 | 活動が終わった夜は粗食に。活動が控えている朝や昼に多めに食べて精神的な満足感を得ましょう。 |
これがライザップの食事指導の基本的なルールですが、皆さん気づくでしょうか?
6つのルールのうち4つが「摂る」なのです。
「摂る」の方が多いダイエットなんです。
このため、ライザップの食事指導は「食べてはいけないもの」よりも「食べた方が良いもの」の方が多く、空腹感のキツさに耐える時間は多くありません。
糖質を減らす代わりにタンパク質を増やしてカロリーは確保
ライザップの食事指導は糖質制限を基本としてはいるものの、だからといって食事制限によってひたすら空腹感に耐えるようなダイエットはしません。
糖質を減らした分、筋肉の材料となるタンパク質を多めに摂るようにして、カロリーを確保し、筋トレと合わせて筋肉を維持します。
体重60kgなら、タンパク質90g
一食あたりタンパク質30g
これは、豚ロース肉150gに相当する量で、とてもダイエット中とは思えない食事になります。
これをライザップ式の低糖質・高タンパクに切り替えるだけでも、肥満はある程度解消されていくもの。
肉類などのタンパク質は、消化に時間がかかりお腹に溜まりやすいため、糖質を減らしてもむしろお腹いっぱいに食べることも出来ます。
ライザップの食事指導はきつい?優しい?
ライザップの食事指導は、とにかくキツい!というイメージがありますが、実際にはトレーナーさんはかなり優しいです。
というよりは、ライザップに来る人というのは自力ではどうしてもダイエットできなかった、我慢出来なかったという挫折歴があるもの。
「出来ない」という人に無理やりやらせるのは非効率です。
今回の取材でインタビューしたトレーナーさんに伺っても、ライザップの食事指導を完璧に実行できる人はむしろ少数派だそうです。
大抵の人は「どうしても我慢できずラーメンを食べてしまった」「ケーキを食べてしまった」「白米を食べないのは無理」と様々な問題があります。
それをスパルタで我慢させるのではなく、「ラーメンやケーキを食べてしまった翌日には、摂取カロリーをこれくらい減らしましょう」とか
「白米を断つのが無理なら、せめて量を減らしましょう」など、柔軟に「できる方法」を考えていくのがライザップの食事指導なんです。
きついだけじゃなく「出来る方法」を探すのがライザップ流の食事指導
ライザップの食事指導は、糖質制限ばかりが注目されますが、実はそれだけではありません。
確かに糖質制限は有効なダイエット方法ですが、素人が自力でやろうとすると失敗するリスクが高い方法です。
糖質を制限する代わりに、タンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルはしっかり摂れているか?
カロリー制限が極端になりすぎていないか?
などは細かくチェックしていく必要があるし、そもそも糖質制限自体が苦痛、大好きなものが炭水化物が食べられないのは耐えられないという方も少なくありません。
そうした問題と向き合って、「何かが出来なかったら、別の出来ることを探していく」のがライザップの食事指導です。
「わかっちゃいるけど辞められない」と向き合いながら、プロと一緒にできる方法を探していくのが、ライザップ。
これまで自力ではどうしてもダイエットに成功出来なかった人ほど、ライザップの食事指導が向いているんですね。
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