アカモクがダイエットに良い?
アカモクを食べれば痩せる?
日本古来の海藻である「アカモク(ぎばさ)」のダイエット効果について、専門家が解説します!
アカモクは「ぎばさ」とも呼ばれ、ワカメやコンブと共に日本古来の食文化に取り入れられてきました。
近年、アカモクに多く含まれる「フコキサンチン」という成分がダイエットに効果的である事がわかり、テレビや女性誌でも多く取り上げられていますね。
口コミでも気になり、実際に私もアカモクをアレンジして食べてみましたが、たしかにこれは!と思ったので詳しく紹介したいと思います!
- アカモクで痩せる理由
- フコキサンチンの働き
- アカモクの食べ方・レシピ
- アカモクより効果的な漢方の紹介
【目次】
アカモクのダイエット成分【フコキサンチン】とは?
海藻類の一種である「アカモク」はわかめや昆布の仲間。
そのアカモクがダイエットに良い理由は?
痩せる理由は、アカモクにたっぷり含まれている成分である「フコキサンチン」によるもの。
このフコキサンチンのダイエット効果について、わかりやすく解説します!
フコキサンチンで痩せる理由
フコキサンチンだダイエットに効果的とされる理由は、科学的にも解明されています。
一言で言ってしまうと、こういう事。
褐色脂肪細胞を活性化して脂肪の燃焼を促す
白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞
- 白色脂肪細胞
- 褐色脂肪細胞
- ベージュ細胞
人間の脂肪細胞には、この3種類があります。
褐色脂肪細胞…脂肪を燃やす脂肪細胞のこと。体温の高い人は褐色脂肪細胞が多く、脂肪を燃やしやすい体質なのです。
ベージュ細胞…白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の性質を併せ持つ。活性化すれば脂肪を燃やし始める。
フコキサンチンが褐色脂肪細胞を増やす
アカモクに多く含まれるフコキサンチンは、摂取すると褐色脂肪細胞やベージュ細胞にはたらきかけて活性化する働きがあります。
褐色脂肪細胞は大人になるにつれて減っていくものですが、フコキサンチンを摂ることで増やしていくことも可能なんですね。
実験においては、1日3mg程度の摂取でもダイエット効果が確認されています。
肥満人口の9割程度が分布するBMI 25~30の日本人男女に対して、フコキサンチン3 mg/dayを1カ月投与することでBMIおよび内臓脂肪面積の減少が見られ、さらに肥満人口が最も多い40歳以上の日本人男性に対しても3 mg/dayの28日間投与によりBMIが減少したことが報告されている。
https://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=635
ただし、ヒトに対する臨床試験はまだまだデータが少なく、研究途上の成分と言えます!
アカモクにはフコキサンチンに副作用はある?
そもそもアカモクは、コンブやワカメと共に日本で何百年も前から食べ続けられてきた海藻であり、あまりにも過剰摂取しなければ健康被害の可能性は考えられません。
日常の食事に取り入れて、普段の乱れた食事を改める機会になりそうですね。
アカモクの食べ方・参考レシピ
アカモクの食べ方は、ワカメやコンブとあまり変わりません。
参考になるレシピを、クックパッドからいくつか紹介します!
個人的には、アカモクとみょうがの味噌汁がオススメ!
みょうがにも巡り改善作用があり、ダブルでダイエット効果が期待できますね。
みょうがの香りとアカモクの食感が絶妙にマッチして、毎日でも飲める味噌汁になります!
アカモクを食べれば本当に痩せるの?
ここからは、一番気になる「アカモクを食べれば本当に痩せるの?」という事について解説します。
まず、普段から海藻類の食べる量が少なく、ご飯物やお菓子の量が多かった方は、アカモクメインの海藻たっぷりの食事に変えるだけでも確実に体重は減るでしょう。
それはアカモクのおかげというよりは、普段のジャンキーな食事を改めて栄養たっぷりの海藻類を増やすことによるもの。
私が実際に試してみたところ、アカモクは水溶性食物繊維が多いのでお通じがものすごく良くなります。
便秘気味の方は、毎朝スッキリになるだけでも2~3kgは簡単に落ちますからね。
まずは痩せる云々よりも、水溶性食物繊維を摂るためにアカモクダイエットを試す価値があると思います!
ツイッターでもアカモクダイエットの口コミ多数!
‧✧̣̥̇‧
本日のおうちごはん
麺続きですが…ギバサ入り麺をつけ麺にしていただきました😋
メディアでもスーパーフードとして話題になりましたがギバサとは海藻のアカモク です❣
美肌効果ダイエット効果(他にも色々)って素敵な海藻です👍体すこやか茶wもね 🤣笑ッ
(*ฅ́˘ฅ̀*)満腹💗 pic.twitter.com/5kW794aAVR
— ゆいまる (@Yuimaru_81) February 2, 2019
もろもろ合間の時間に胸筋20分と、寝ながら腿上げサイクル運動20分。あと最近アカモクっていうダイエット効果のある海藻を嫌というほど食べている。#毎日運動
— 岡崎体育の毎日運動アカウント (@taiiku_iine) April 13, 2019
能登食祭市場で乾燥のアカモク発見❣️
プク丸ちゃんに教えてもらって、生のアカモクは食べたことあるんだけど、乾燥なら少しずつでも手軽に食べられそう٩(๑>∀<๑)۶
ダイエットや花粉症、抗がん効果、アンチエイジングにも効くらしいです‼️👍✨ pic.twitter.com/rEd5CMieZ1— ちぇる⋆*✩ (@LET_IT_ROCK_) March 10, 2019
脂肪燃焼あくまでも気休め効果か
アカモクに含まれるフコキサンチンは、褐色脂肪細胞やベージュ細胞を活性化して脂肪の燃焼をすすめると紹介しました。
もちろんその効果は科学的にも確認されていますが、過度な期待は禁物です。
フコキサンチンはアカモクに多いですが、同じ海藻類であるワカメ、コンブ、めかぶなどにも含まれています。
一時期めかぶダイエットなども流行りましたが、たしかに健康に良いことは間違いないです。
だからといって、アカモクを食べれるだけで魔法のように痩せるわけではないので、ダイエットの基本は「食生活を改める事」だと忘れないでくださいね!
褐色脂肪細胞を増やす漢方薬
褐色脂肪細胞を活性化したいなら、効果的な漢方薬もあります。
【防風通聖散】は、海藻や薬草など生薬を組み合わせて肥満・便秘・多汗などを治療する「医薬品」です。
漢方薬ですが、褐色脂肪細胞を活性化して皮下脂肪を減らす効果が医学的に認められており、医薬品として販売されています。
実際、これは痩せます。
値段はしますが、はやくダイエットの成果を出したいのなら、食事と合わせて飲んでみて下さい。
アカモクで摂れるフコキサンチンは注目のダイエット成分
- アカモクに多いフコキサンチンが注目のダイエット成分
- フコキサンチンは褐色脂肪細胞を増やして脂肪を燃やす
- 海藻は食物繊維が多いので便通も良くなる
- 本当に痩せたいなら漢方薬もアリ
アカモクとフコキサンチンは、TVや女性誌でも取り上げられる事が多くなり、2020年のダイエットトレンドになりそうです。
褐色脂肪細胞やベージュ細胞を増やして脂肪を燃やしてくれるだけでなく、水溶性食物繊維でお通じもサポート。
お腹周りが気になって、トイレもスッキリしないという方は、アカモクを試してみましょう。
スーパーではなかなか買えないですが、通販だと乾燥アカモクは結構ありますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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