ふっ…
吸収されなければ、どうということは無い
日本ニュートリション協会公認サプリメントアドバイザーのサファリ(@diet_safari)です。
カロリーカット系サプリメント(カット系サプリ)は、特に食事制限が苦手な方のダイエットにおすすめです。
仕事や付き合いなどで、どうしても食事会や飲み会を避けられない場合や、ダイエットの空腹感が辛くて挫折してしまう場合には、カロリーカット系サプリを上手く活用しましょう!
ダイエットに役立つサプリメントは数多く発売されていますが、正直言って素人には何が何だか分からない。
中には詐欺に近いような粗悪品もあり、ダイエットサプリというだけで疑って掛かる人も多いですが、ちゃんと効果を理解して活用すれば、本当にダイエットに役立つ優良品もあるから侮れない。
そんなダイエットサプリは、実は大きく2つに分類できます。
・カロリーカット系サプリ(カロリーの吸収を抑制する)
今回紹介する、カロリーカット系サプリメントは数多くの実証実験から効果が証明されている成分も多く、海外のトップアスリートも減量に使用しているものも多いのです。
食べたものの吸収を抑えることで、ある程度の満腹感とダイエットを両立させるカロリーカット系サプリの方が、人気が高まっているんですね。
カロリーカット系サプリに使われる原料にはいくつかの種類があり、それによって効果の出方や飲むタイミングも微妙に異なるので、今回はカロリーカット系サプリを原料成分から比較し、おすすめのカット系サプリを紹介します。
【目次】
カロリーカット系サプリとは?
カロリーカット系サプリとは何か?
ダイエットにどう役立つのか?をわかりやすく解説します!
まずはイメージを掴んでください。
これ重要です。
食べた栄養の吸収を抑える
人間の身体は、口から入ったもので出来ています。
でも、口から食べても、それが身体に吸収されず、お尻から出てしまえば太ることはない。
もちろん100%吸収されない訳ではないし(そうだったら大問題です)、いくら食べても「無かったことになる」わけではありません。
あくまでも「ダイエットサポート」としてのカロリーカット系サプリですが、効果を理解して有効に活用すれば、健康的な食生活と減量を両立するために上手く働いてくれます。
カロリーカットサプリのメリット
カロリーカットサプリのメリットは、何と言っても「食事量を減らしすぎなくて良い」ということ。
もちろん、ダイエットなんだから少しは減らさないとダメですよ。
ここ重要ですからね。
サプリを過信してはダメです。
ただ、いくらダイエットでも食事量を減らしすぎて精神的苦痛が大きいようだと絶対長続きしません。
それに、人によってはどうしても食事会や飲み会に出なくてはいけなかったり、家族が食事を作るので量のコントロールが出来なかったりする場合があります。
こうした時に、食べる量を減らす以上に「吸収される量」を減らしてくれるカット系サプリは、強い味方になるんです!
また、これから紹介するカット系サプリの各成分には、それぞれの特性に応じたメリットもあります。
そんなカロリーカット系サプリに使われる成分と、効果の違いを順番に紹介します!
脂肪の吸収をカットするキトサン(リポサンウルトラ)
キトサンとは、エビやカニなどの甲羅から抽出される動物性食物繊維の一種です。
食物繊維とは植物だけのものでなはなく、実は動物が作る食物繊維もあるんですね。
そのキトサンは、胃の中で「油分を吸着する」性質があります。
つまり、脂っこいものを食べても、油分の吸収が抑えられるため摂取カロリーは実際より少なくなるということ。
・炭水化物=1gで4kcal
・脂肪=1gで9kcal
最近は炭水化物がダイエットの敵のような風潮がありますが、脂肪は1gあたりのカロリーが炭水化物の倍以上もあるため、脂肪の過剰摂取は確実に肥満に繋がります。
その脂肪の吸収抑制をサポートするキトサンは、「カロリーカット系サプリ」という意味では、最初に選ぶべき成分だと思います!
海外で人気のスーパーキトサン「リポサンウルトラ」
キトサンはエビやカニの甲羅を形成している動物性食物繊維です。
そのキトサンに脂肪分の吸着効果が発見されたのは随分前の事ですが、キトサンをさらに強力に進化させた成分が既に開発されています。
繰り返しになりますが脂肪は1gで9kcal
リポサンウルトラは1gにつき50g以上の脂肪を吸着するということで、リポサンウルトラ1gで450kcalも吸着する事になります。
従来のキトサンよりも、3~5倍ほども脂肪カット力が高いリポサンウルトラ!
まさにウルトラ級のカット系サプリです。
この優れた性質により海外のボディビルダーや体重別競技のアスリートだけでなく、一般のダイエットサプリとしてもリポサンウルトラは活用されています。
リポサンウルトラを使ったカロリーカット系サプリのおすすめ
リポサンウルトラは日本ではまだ認知度が低く、大手メーカーからもキトサンばかりが発売されているのが現状です。
ただ、個人的意見ではキトサンを買うくらいなら多少高くなってもリポサンウルトラのカロリーカットサプリを買うほうが絶対にオススメ。
正直、リポサンウルトラがあるのにキトサンを買う意味がわかりません。
リポサンウルトラサプリでオススメ、というか唯一の選択肢はECスタジオの「カロリナ酵素プラス」です。
カロリナ酵素プラス | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
オデコマートで発売してるカロリナ酵素プラス。 発売から5年近くで34万個を突破した大人気のカット系サプリです。 |
|||||||
|
株式会社ECスタジオの「カロリナ酵素プラス」は、リポサンウルトラだけでなく
余った糖質を体脂肪にする酵素の働きを抑制する「ガーシトリン」
脳内の”恋愛ホルモン”を活性化させる「レプチコア」
3種類の特許成分を配合したダイエットサプリで、特に女性に人気があります。
「女は恋をすると綺麗になる」と言いますが、レプチコアは、その原理を利用して恋愛ホルモンの力でダイエットをサポートする効果が認められ、アメリカで特許を取得しています。
ユーザーのフィードバックを受けて改良を重ねているので、私の方でもこまめにチェックしていないと新しい成分が増えているので驚きます(笑)
最新の改良版では、ワサビから抽出したワサスリムという特許成分がさらに配合。
ワサビは古来より薬草として使われてきたので、こちらも健康に役立ってくれそうです。
なお、カプセルなので味や臭いの心配は入りません。
水で流し込んで飲むだけ!
リポサンウルトラは消化分解が非常に早いため、飲んでから時間を空け過ぎると先に消化管を通過してしまって効果が薄くなります。
カロリナ酵素プラスはソフトカプセル状ですので、持ち運びにも便利です。
糖質の吸収をカットするサラシア
サラシアとは、インドやスリランカに自生する植物で、古くから薬草として利用されてきた歴史ある健康食品です。
最近は特定保健用食品として認可されたダイエット茶などがサラシアを配合し、認知度は高いですよね。
サラシアは、炭水化物に多く含まれる多糖類を分解する酵素である「α-グルコシダーゼ」を阻害する作用が確認されています。
ちなみに、砂糖はブドウ糖と果糖が一つずつ繋がった「二糖」
炭水化物の主な糖分であるデンプンは、ブドウ糖が100個以上繋がった多糖類です。
それがサラシアの働きによって分解されなくなれば、吸収に時間がかかりごくゆっくりと吸収されるか、吸収されずに排出されてしまいます。
このようにサラシアはついつい食べすぎてしまう人の味方として人気があるんですね。
サラシアのメリット:血糖値の上昇が緩やかに
サラシアのメリットはカロリーカットだけではありません。
糖の分解を阻害して吸収を緩やかにするということは、血糖値の上昇が緩やかになるということ。
食後に血糖値が急上昇することで、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが大量に分泌されます。
インスリンは中性脂肪を脂肪細胞に取り込ませる働きもあるため、肥満の原因にも。
逆に食後の血糖値の上昇が緩やかになれば、インスリンの量も少なく身体に与える負担も少ないため、ダイエットにも健康にも良いことづくめ。
サラシアは、血糖値のコントロールにも有効な成分なんです!
サラシアを使ったカット系サプリのおすすめ
サラシアといえばコンビニでも売っているダイエット茶が有名ですが、配合量から考えると所詮気休め。
しっかりサラシアを取りたいなら、成分を凝縮したサプリメントがオススメです。
大正製薬から発売されているサラシアサプリ。
その名も「食後の血糖値が気になる方のタブレット」
この潔さ、嫌いじゃないです。
食後の血糖値が気になる方のタブレット | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
大正製薬が本気で作ったサラシアサプリ。 特に食後の血糖値が気になる方のためのカット系サプリです。 [機能性表示食品] |
|||||||
|
サラシアの成分が体内に作用して消化酵素の働きを抑えるまでには、少し時間がかかります。
錠剤ですので、持ち運びにも便利です。
糖質の吸収をカットするギムネマ
ギムネマは、インドから東南アジアにかけて自生する植物で、ヒンズー語では「グルマール」と呼ばれており、意味は「砂糖を壊す」
サラシアと同じく、インドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」にも糖尿病の治療薬として使われています。
ギムネマに含まれるギムネマ酸は、小腸にある糖質を吸収する受容体(レセプター)に結合して塞いでしまうという働きをします。
これによって、小腸に運ばれてきた糖質が上手く吸収されず、食後血糖値の急激な上昇が抑えられます。
サラシアが糖質を分解する酵素の働きを抑制し、ギムネマが糖質を吸収する受容体を塞ぐ。
同じ「糖質の吸収を抑える」成分でも、アプローチが異なるため併用することも可能な相性のいい成分です。
ギムネマを使ったカロリーカット系サプリのおすすめ
ギムネマはサラシアと同じく糖質の吸収を抑える成分ですが、摂る方法としておすすめなのは「お茶」です。
お茶だって、必要な栄養を補給するためのものなら「サプリ」です。
ギムネマは葉を乾燥させてお茶として飲むのが古来よりの伝統で、最も効率的にギムネマ酸を摂取できる方法でもあります。
普段から緑茶やコーヒーなどを飲まれる方でも、そのお茶をギムネマ茶に切り替えるだけでカロリーカット効果を体感できます。
そんなギムネマ茶の中でも、私の一押しは「からだ楽痩茶」です。
からだ楽痩茶 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
飲むと甘みを感じなくなる不思議な体験ができる薬剤師がつくった自信作。 ギムネマ以外にも、桑の葉、イヌリンなどカット系成分がたっぷりです。 |
|||||||
|
糖質の吸収をカットし腸内環境にも作用するイヌリン
イヌリンは、菊芋やごぼうなどに多く含まれる多糖類の一種です。
多糖類ではありますが、人間の消化器ではほとんど吸収されず、一緒に食べた糖質や油分を吸着して排出するという食物繊維と同じような効果を持つことから、水溶性食物繊維に分類されています。
イヌリンは、食事と一緒に摂取することで食事に含まれる糖質や油分を吸着し、吸収を遅らせて排出します。
このため食後血糖値の上昇が抑えられ、インスリンの分泌も遅れます。
ダイエットはもちろんですが、健康面で糖質が気になる方にもイヌリンを使ったカット系サプリが人気になっています。
イヌリンと難消化性デキストリンの違い
・多糖類でありながら水溶性食物繊維である
・食べたものを吸着して吸収をカットする
このような特徴を持つ成分は、イヌリンの他にも有名なのがもう一つあります。
ダイエットサプリとして一大ブームにもなった「難消化性デキストリン」です。
イヌリンが菊芋やゴボウから抽出される成分であるのに対し、難消化性デキストリンはトウモロコシから作られる成分です。
フラクトオリゴ糖は腸内の善玉菌の良いエサとなり、善玉菌を増やして腸内環境を改善するのにも役立ちます。
イヌリンの摂取によって、カロリーカットだけでなくお腹の調子もサポートしてくれる訳ですね。
イヌリンを使ったカロリーカット系サプリのおすすめ
イヌリンはゴボウなどにも含まれていますが、食材として圧倒的に多いのが「菊芋」
菊芋という名前ですが、実はキク科の植物です。
このため、イヌリンサプリというより菊芋サプリとして目にすることが多く、選ぶときも「菊芋サプリ」として検索したほうが早いときもあります。
おすすめはアイシー製薬の「菊芋の粉」です。
菊芋の粉 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
サプリタイプもありますが、パウダータイプはお茶に入れて飲んだり料理に使ったりとバリエーションが豊富。 特別にサプリを飲む時間を意識しなくても、料理にイヌリンをたっぷり取り入れられます。 |
|||||||
|
当然イヌリンの配合量も多く、食後血糖値が気になる方には特に適したカロリーカット系サプリです。
イヌリンもキトサンと同じく食物繊維として糖や脂肪を吸着する働きがありますから、食事と一緒に飲むのが有効。
菊芋の粉は料理に加えて自然に取る事もできます!
カロリーカット系サプリで上手に痩せる
摂取した糖質や炭水化物、油分などに働きかける成分を配合した、いわゆる〝カット系サプリ”は、食事制限が苦手だった方に特に人気があります。
また、普段はちゃんと節制出来ていても、仕事柄付き合いでの食事会や飲み会が多いなど、食事の機会を避けられない方にも活用されています。
もちろん飲むだけで痩せる魔法の薬は存在しませんし、カット系サプリさえ飲んでおけばいくら暴飲暴食しても大丈夫という夢のような話もありません。
厳しい食事制限でストレスを抱え、ついに欲求が決壊してしまう前に、カット系サプリを活用しながら食事による満足感も満たしておく。
心も身体も健康に痩せるために、カロリーカット系サプリを上手に活用したいところです。
ブログランキング参加しています。
役に立ったと思ったらポチッとお願いします!
この記事へのコメントはありません。