こんにちは。サファリです。
「スクワット」って難しいですよね。
どこのサイトを見ても「正しいフォームがー」と色々言われていますが、そういう情報を見すぎていると、何がなんだかわからなくなってきます。
そうした中で、女性のダイエット・ヒップアップ目的で手軽に行えるスクワットの一種として
バランスボールウォールスクワット
なるものが紹介されていました。
簡単に「バランスボールスクワット」とも言われるようです。
サファリも、知人の女性からバランスボールスクワットについて聞かれたので、実際にやってみました。
その結果、結論から言うと
その理由について解説します。
バランスボールスクワットとは やり方
バランスボールスクワットにはいくつかの種類があり、バランスボールを利用して片足で行うブルガリアンスクワットのようなやり方もあります。
この記事で言う「バランスボールスクワット」とは、「壁と背中の間にバランスボールを挟んで寄りかかるようにして行うスクワット」の事です。
このバランスボールスクワットでは、スクワットの基本的なフォームのポイントとして有名な「ヒザをつま先より出さない」が簡単にできるようになっています。
体幹の筋力が弱い人は、ヒザをつま先より出さない事を意識すると、上体の安定性を保てず後ろに倒れてしまう事があります。
バランスボールに寄りかかって行えば、後ろに体重を預けて椅子に座るようにスクワットするのが簡単になりますよね。
いま巷で流行している「スクワット○ジック」もこれと同じ原理でスクワットをサポートする道具です。
バランスボールスクワットはハックスクワットマシンに似ている
実際にサファリがバランスボールスクワットをやってみた所、この動作はジムにある「ハックスクワットマシン」と非常に似ていると感じました。
ハックスクワットは、ゴールドジムなどの大きなジムにしかない珍しいマシンですが、背中をマシンに預けて行うスクワットです。
レッグプレスの逆のような動きになりますが、マシンで身体を安定させている分バーベルよりも高重量で行うことが出来、太もも前側の大腿四頭筋を集中的に鍛えるマシンです。
これは、ダイエット・ボディメイク中の女性にとってはマイナス面の方が大きいのでは無いでしょうか?
動画でも詳しく解説しましたので、Youtubeの方も見てください!
バランスボールスクワットは女性でも脚が太くなる
バランスボールスクワットは、太もも前側の大腿四頭筋に集中的に負荷がかかるため、女性であっても繰り返していると脚が太くなる可能性があります。
よく「女性は筋肉がつきづらいから太くなる心配なんてしなくていい」と言われますが、大腿四頭筋に限ってはそうでもない事がわかっています。
女性であっても、鍛えれば普通に肥大します。
しかも、大腿四頭筋は肥大が目立ちやすい筋肉です。
太ももの外側や、ヒザのすぐ上がボッコリ膨らむことは女性でもよくあります。
これが、バランスボールスクワットが女性のダイエットにオススメできない理由ですね。
バランスボールスクワットではヒップアップも期待できない
「30日間スクワットチャレンジ」が女性の間で大流行した時、SNSで拡散されたビフォーアフターの画像はほぼ100%が「ヒップアップ効果」を示したものでした。
つまり、多くの女性はスクワットに「お尻の引き締め」を求めているとわかります。
大腿四頭筋をガッツリ鍛えたいという人以外は、あまりやる必要のないトレーニングだと思います。
まとめ バランスボールスクワットより普通のスクワットのフォームを覚えよう
・大腿四頭筋は女性でも肥大しやすいので脚が太くなる
・大臀筋の負荷が弱いのでヒップアップ効果も期待できない
バランスボールスクワットについてかなりボロクソな記事になってしまいましたが、実際に目的に合っていない筋トレをしてしまって後悔している人も少なくありません。
女性の場合、特に筋トレには「引き締め」を求めていることが多く、特定の部位を肥大させるような筋トレは控えたほうが無難です。
ネット上では「バランスボールスクワットでヒップアップ!」なんて記事もありますが、相当フォームを意識しないと難しいでしょう。
それよりも、普通のスクワットのフォームをしっかり覚えたほうが、ボールも壁も要らないしよっぽど早いと思います。
バランスボールスクワットは大腿四頭筋を集中的に鍛えたい人だけがやって、ダイエット目的の女性はまず普通のスクワットをしっかり出来るようになりましょう。
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