一気に寒くなってきましたね。
「冬はダイエットの季節」
と言われています。
冬は寒いので、寒さに対応するため体がカロリー消費を増やすからというのが理由。
もう少し詳しく見てみると、体感気温が14度前後になると、脂肪の褐色化を促すホルモンの分泌が増え、褐色脂肪細胞によって脂肪を燃焼させて熱の産生を増やします。
褐色脂肪細胞は「脂肪を燃やす脂肪細胞」で、寒さに強い人は褐色脂肪細胞が多く、カロリー消費が多いため痩せやすい訳ですね。
他にも寒冷刺激によって細胞内のミトコンドリアが活性化し、熱を生み出すためのカロリー消費が増えることがわかっています。
人間の身体は筋トレという「ストレス」を与えると、そのストレスに対応するため筋肉を成長させますが、寒さというストレスに対しても同じような働きがあるわけですね。
とはいえ、ただ単に寒い中で我慢すれば良いわけではありません。脂肪の褐色化やミトコンドリアの活性化に必要な事は、次の4つです
・運動
・血流
・タンパク質
・脂肪
運動すれば血流は良くなるので、後はタンパク質と脂肪(EPA)が豊富な魚や肉・卵などを食べて熱を生み出しましょう。
寒いのはつらいですが、「冬は寒いもの」という当たり前を受け入れることが、身体の通年リズムを保つのにも役立ちます。
寒いからって一日中暖かい部屋の中にいると、身体の通年リズムが乱れて自律神経の失調にも繋がりますので、寒い時期は適度に寒さを感じることも必要ですね。
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冬は痩せる理由!寒さを活かしたダイエット方法のコツ
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