骨が弱くなってしまうなんて超高齢者になってからと思いきや、40代や50代でも骨粗しょう症と診断される方は少なくありません。
特に要注意なのは早期閉経した女性で、骨密度や骨強度が同年代平均と比較して60%代になってしまうこともあります。
骨が弱くて、すぐ骨折してしまうなんて恐ろしい。私の祖母も骨折をキッカケに寝たきりになりましたが、中高年以降の骨折はその後の人生を大きく左右する死活問題です。
そんな骨粗しょう症を予防するのに有効なのが、実は加圧トレーニングです。
適切に血流制限しながら行う運動によって、どうして骨が強くなるのか?
骨粗しょう症のメカニズムと、加圧トレーニングが予防に有効な理由を解説します。
・認定ダイエットインストラクター
・医薬品登録販売者
・健康管理士一般指導員
健康一筋発信10年。ダイエットや筋トレに役立つサプリメントの他、健康情報も収集し続けてアップデート中。自分と家族と日本国民の健康と幸福(ウェルネス)を追求するのが仕事であり趣味です。
早期閉経した女性が骨粗しょう症になる理由
骨粗しょう症の患者は女性が圧倒的に多く、特に閉経後の女性では高リスクとなります。
その理由は、女性ホルモンのエストロゲンが骨の成長に大きく関わっているためであり、閉経によってエストロゲンが減少すると骨の強度も落ちてしまうからです。
骨は硬いので、歯のように再生しないものと思われがちですが、実は骨は常に分解と再生を繰り返しており、おおむね3~5年で全身の骨は新しい細胞に生まれ変わります。
この分解と合成のバランスが崩れてしまい、分解が優位になって骨がもろくなってしまう症状が骨粗しょう症です。
骨密度を高めるには運動とビタミンD
女性ホルモンが激減する閉経後には骨粗しょう症のリスクが高まりますが、その予防のために重要なのが運動とビタミンDです。
身体を動かすとき、骨に対しても少なからず刺激が加わり、この刺激が骨の合成を促進してくれるから。
そして、骨を形成するカルシウムを効率よく吸収するのに、欠かせない栄養素がビタミンD。
ビタミンDは鮭やキノコからも摂ることができますが、何と言っても日光を浴びるだけで皮膚で形成されるのが特徴です。
女性は比較的運動不足の方が多く、さらに美白志向から日光を避ける方が多いので、運動もビタミンDもどちらも不足しており、骨粗しょう症のリスクを高めてしまうと考えられています。
加圧トレーニングが骨粗しょう症改善に有効な理由
国内の研究では、80歳代の骨粗しょう症患者に対し週2回の加圧トレーニングを1年間継続したことで、有意な改善が認められた報告があります。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/srpt/10/1/10_10_37/_pdf/-char/ja
実際には開始から半年で有意な改善が認められており、大腿骨と腰椎の骨密度・骨強度・身体組成(筋肉量)の全てが向上しました。
なぜ加圧トレーニングによって骨まで強くなるのか?
その主な理由は、以下の3つです。
- 成長ホルモンによる骨への作用
- 血行促進による作用
- 運動療法による骨への刺激
それぞれの内容を解説します。
成長ホルモンによる骨への作用
加圧トレーニングが普通の筋トレと大きく違うのは、成長ホルモンの圧倒的な分泌量です。
軽負荷・短時間の運動であっても、平常時の300倍近い成長ホルモンを分泌させることができ、この成長ホルモンは骨にまで作用します。
実際に加圧トレーニングによる成長ホルモンの作用で骨の分解が抑制される効果は確認されており、すでに骨粗しょう症と診断された高齢者でも改善される可能性は十分にあるでしょう。
加圧トレーニングは、運動自体が禁忌とされた方など極少数をのぞき、ほとんどの方が実施できる運動です。
血行促進による作用
加圧トレーニングでは、成長ホルモン分泌のほかに、全身への血行促進効果が非常に高いのが特徴です。
骨は分解と合成を繰り返していますが、合成のために必要な栄養はすべて血流に乗って運ばれて来ますよね。
血流が多ければ、それだけ運ばれてくる栄養も多いわけで、これも骨の成長に大きな影響を及ぼすと考えられます。
運動療法による骨への刺激
加圧トレーニングではなくても、単純な運動による骨粗しょう症の予防効果は非常に高いと言われています。
加圧トレーニングも運動ですから、運動療法としての効果は確実にあるでしょう。
そして、骨粗しょう症の予防に特に有効なのは、高重量のウェイトトレーニングや、ジャンプを伴う衝撃の強いトレーニングです。
このような骨への刺激が強い運動を行えればいいのですが、そもそも骨粗しょう症と診断された高齢者の場合、このような激しい運動はできない方が少なくありません。
その点で、加圧トレーニングはウォーキングや踏み台昇降のような極軽負荷の運動でも効果を見込めるため、より運動初心者の方に適したトレーニングと言えるでしょう。
まとめ:加圧トレーニングは成長ホルモン分泌で女性ホルモン減少を補う
- 骨粗しょう症は女性ホルモンの減少が原因
- 加圧トレーニングは成長ホルモンの作用で骨の合成を促進
- 加圧トレーニングなら高負荷のウェイトトレーニングは必要ない
加圧トレーニングが骨の成長を促し、骨粗しょう症を予防してくれるのは、上記のような理由によるものです。
骨粗しょう症予防には運動療法が非常に有効といわれていますが、そもそも激しい運動ができない方にとってはハードルが高いもの。
加圧トレーニングならば、運動超初心者の方でも無理なく始められ、短時間でも十分な効果を得られるのが特徴です。
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