マヌカハニーの副作用リスクについて解説します。
ニュージーランド産のスーパーフードであるマヌカハニーは、その抗菌作用、抗ウイルス作用が有名ですが、それなら善玉菌である乳酸菌も殺してしまわないのか?
普段からマヌカハニーを常食している我が家では特に問題は起きていませんが、学術的な裏付けがないものかを調べましたので、わかりやすくまとめました!
・認定ダイエットインストラクター
・医薬品登録販売者
・健康管理士一般指導員
健康一筋発信10年。ダイエットや筋トレに役立つサプリメントの他、健康情報も収集し続けてアップデート中。自分と家族と日本国民の健康と幸福(ウェルネス)を追求するのが仕事であり趣味です。
マヌカハニーすごい。
とはいえ、絶対にマヌカハニーを食べては行けない人もいます。言うまでもなく「赤ちゃん」
この内容について、記事で詳しく紹介します!
【目次】
マヌカハニーの副作用・乳酸菌まで殺してしまはないのか?
マヌカハニーには「メチルグリオキサール(MGO)」という特有の物質が含まれており、このMGOのおかげて極めて高い殺菌作用を持っています。
- 大腸菌
- 黄色ブドウ球菌
- ウェルシュ菌
- ピロリ菌
- サルモネラ菌
などなど、およそ人体にとって「悪玉菌」と呼ばれる細菌にはほとんど有効。
本場ニュージーランドでは、れっきとした「医薬品」として医療現場でも使われるそうです。
こうなってくると心配なのは「そんなに殺菌力が強いなら善玉菌まで殺しちゃわないの?」という事です。
人間は善玉菌の力を借りて生きていると言っても過言ではなく、善玉菌の殺し過ぎも悪玉菌の繁殖と同じくらい大問題です。
現に、新型コロナに神経質になりすぎている現状では、「殺菌しすぎによる善玉菌減少」が徐々に問題になり始めています。
マヌカハニーはその点どうなのか?
マヌカハニーは善玉菌を増やす効果が確認済み
日本やニュージーランドでのいくつかの研究の中で、マヌカハニーは「腸内の善玉菌を増やす」という効果が確認されています。
【参考文献】
・マヌカハニーのマウス腸内フローラにおよぼす影響マヌカハニーは腸内フローラの悪玉菌をやっつけた
・マヌカハニーを摂取するとなぜ腸内環境が改善されるのか?
マヌカハニーは悪玉菌だけを選択的に殺し、善玉菌はむしろ増やしてくれるのです。
なぜそうなるかについては、現在のところ詳しくわかっていはいません。
ただ、これまでにも悪玉菌だけを選択的に殺菌し、腸内環境を改善する食べ物というのはいくつも見つかっていますので、マヌカハニーもそのうちの一つ(しかも超強力)というのは何ら不思議ではありませんね。
少なくとも、ヨーグルトにマヌカハニーを入れて「乳酸菌が死んでしまうのでは?」と心配する必要はないでしょう。
安いマヌカハニー+オリゴ糖で腸内環境がよくなる?
マヌカハニーによる腸内環境の改善効果は、マヌカハニー特有の「メチルグリオキサール(MGO)」によるもので、MGOの数値が高いマヌカハニーほど整腸作用も高いようです。
しかし、MGOの高いマヌカハニーは非常に高価で、我が家でもMGO1100のストロングマヌカハニー(約4万円)は半年に1瓶くらいしか買えません。
それでもコロナで重症になるのを防げるなら買う価値はあるでしょうが、やはり財布は辛い。
マヌカハニーの「善玉菌を増やす整腸作用」だけにフォーカスしてみると、MGOの低いマヌカハニーにオリゴ糖などを混ぜることで、MGOの高いマヌカハニーと同等の整腸作用を得られるという実験結果もあります。
「メチルグリオキサール(MGO)を900mg/Kg以上も高濃度に含有するマヌカハニー(MGO900+といいます。)ではなくてもマヌカハニーMGO250+(250mg/Kg以上)にプレバイオティックスとして用いられるオリゴ糖(塩水港精糖の「オリゴのおかげ」を使用)を添加すれば、善玉菌の割合が増加する。(腸内フローラの改善)」
オリゴ糖は、元々善玉菌の有用なエサになるプレバイオティクスです。
これをマヌカハニーに混ぜることで、十分な整腸作用を得られるのなら、コスパ的にもかなり嬉しいですね。
マヌカハニーの副作用・太る
マヌカハニーの副作用と言って良いのか微妙ですが、糖質たっぷりのあま~いハチミツであることには違いないのですから、食べすぎたら太ります。
つまり、大さじ一杯(15g)なら、45kcal
これはなかなか侮れないカロリーですので、健康に良いからと言って食べすぎていたら当然太ります。
肥満、糖尿病など別の病気になる可能性もあるので、カロリー管理はしっかりしてくださいね。
マヌカハニーの副作用・赤ちゃんには絶対食べさせないで
マヌカハニーだけでなく、ハチミツ全般に言える注意点です。
1歳未満の赤ちゃんには絶対与えないで下さい。
ハチミツには、ボツリヌス菌という細菌が生息しており、大人であれば腸内細菌の力によって無害化されます。
しかし、腸内フローラが未発達な乳児の場合、ボツリヌス菌が繁殖してしまって「乳児ボツリヌス症」という病気になる場合があります。
最悪の場合命を落とすこともあるので、マヌカハニーも乳児には絶対NGです。
日本では、1987年より政府が「1歳未満の乳児にはハチミツを与えないように」との勧告を出しており、マヌカハニーもこれに該当します。
まとめ:マヌカハニーは副作用の心配なく食べられる
- マヌカハニーは善玉菌は殺さない
- マヌカハニーで腸内環境が良くなる可能性
- 乳児にだけは絶対食べさせないで
マヌカハニーの副作用について調べたことをまとめました。
結論としては、マヌカハニーは強い殺菌力を持つものの、乳酸菌などの善玉菌を殺してしまう心配はなく、副作用のリスクはほぼ無いと言って良さそうです。
ただ、やっぱり高いので財布に痛いのが唯一の副作用かも知れません(笑)
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