血糖値対策に菊芋(イヌリン)が良いと聞いた方は、まず錠剤タイプの「サプリ」にするか、粉末の「パウダー」にするか悩みます。
どちらも一長一短で目的別に選べば良いと思いますので、その選び方について解説しました。糖尿対策だけでなく、ダイエットや便秘解消のために菊芋を取り入れる方も多いので、選び方や目的など、この記事で確認して下さい!
・認定ダイエットインストラクター
・医薬品登録販売者
・健康管理士一般指導員
健康一筋発信10年。ダイエットや筋トレに役立つサプリメントの他、健康情報も収集し続けてアップデート中。自分と家族と日本国民の健康と幸福(ウェルネス)を追求するのが仕事であり趣味です。
- イヌリン量だけで言えばパウダーの方がおすすめ
- 出先や食後での飲みやすさならサプリ
- ガッツリ糖対策したい方はパウダー
- 気軽に対策を始めたい方はサプリ
おすすめの菊芋サプリ | おすすめの菊芋パウダー |
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九州地方で農薬不使用栽培で育てられ 品質を徹底管理した菊芋だけを使用。原材料のうち菊芋が99% |
【菊芋粉末・極】 農薬・化学肥料不使用の高品質な菊芋を独自の製法でイヌリンを閉じ込め、 国内でもトプクラスの70%含有率を実現 |
菊芋=イヌリンはお腹に優しい水溶性食物繊維
ドイツを原産とするキク科の根菜である「菊芋」は、水溶性食物繊維「イヌリン」を多く含み、古くから健康食品として食べられてきた歴史があります。
近年ではテレビの健康番組でも頻繁に取り入れられ、ちょっとしたブームになっていますよね。少し前に流行った難消化性デキストリンと違い、菊芋はキク科はフラクトオリゴ糖を豊富に含むため、血糖対策だけでなく善玉菌を増やして整腸作用などもアリ。
以下のような悩みのある方は、菊芋に出会うと人生が変わるかも知れません。
- 血糖値をコントロールしたい
- お腹の調子を改善したい
- ダイエットしたい
【注意】菊芋パウダーは飲みすぎると便秘になりやすい
菊芋の良い事ばかりが宣伝されますが、実は注意すべき悪い点もあります。
菊芋に含まれるイヌリンは水溶性食物繊維ですので、適量であれば腸内を掃除し善玉菌を増やしてくれる素晴らしい食材。しかし過剰に摂りすぎると、逆に腸が詰まって便秘になります。
水溶性食物繊維は胃の中で水分を含むとドロドロのゲル状になり、腸壁に溜まった汚れを絡め取りながら掃除してくれる有能な食材。しかしそのゲルも量が多すぎれば、放置されたチョコソースのように詰まってしまうのです。
軽度の便秘くらいであれば大丈夫ですが、1週間近くでないなど重度になった場合は、菊芋の大量摂取は要注意。どんなに多くても1日10g程度に留めたほうが、腸閉塞などのリスクを考えれば無難ですね。
菊芋はサプリで摂るかパウダーで摂るか?
菊芋はサプリで摂るべきか?パウダーで摂るべきか?以下の表にサプリ(錠剤)とパウダー(粉末)の特徴について、簡単にまとめてみました。
飲みやすさなら圧倒的にサプリ
食事以外から栄養を摂取する上で、「飲みやすさ」「続けやすさ」はとっても大切。
その点で言えば、確実にサプリに軍配が上がります。朝起きてトイレに行って歯を磨き、さあ朝食を食べようという前に、テーブルに置いてある菊芋サプリを数粒口に入れ、水で流し込むだけ。
これだけで不足した食物繊維を摂取でき、さらにその効果は一日中持続します。もちろん、出先に持ち歩いても良いですよね。
イヌリン量を摂りたいならパウダー
菊芋といえば「イヌリン」は切っても切り離せないキーワードで、とにかくイヌリンを摂取したいのであれば「パウダー」の方が有利です。
成形してある錠剤に比べ、パウダーなら摂取量を調整しやすく、体調などに合わせて量を変えられます。さらにパウダーなら奥様に頼んで、味噌汁やカレーに入れてもらうなど食事と一緒に摂ることも可能です。
コスパ面でもパウダー有利
グラムあたりの単価もパウダーの方が安く、イヌリン量にこだわるならパウダー1択でしょう。
ただし注意したいのは、通販で菊芋パウダーやイヌリンパウダーを検索すると出てくる、100g2,000円以下の非常に安価なパウダー。イヌリンは不安定な構造であるため、管理工程が悪いと失われてしまいます。
最低限、菊芋は国産かドイツ産で、イヌリンが失われないような急速乾燥加工を施してある安心の製品を選ぶのが賢い買い物です。
【結論】
- ガッツリ糖対策したい方はパウダー
- 気軽に対策を始めたい方はサプリ
飲みやすさ重視ならサプリ
まず何よりも「飲みやすさ・続けやすさ」を重視し、気軽に対策を始めたい方には菊芋サプリがおすすめです。
錠剤を口に放り込むだけという手軽さは何者にも変え難く、とにかく「継続する」事が何よりも大事。
その点で言えば、私が親戚のオバちゃんに菊芋サプリを勧めたのも当然と言えるでしょう。
イヌリン量を沢山とりたいならパウダー
健康診断で血糖値の指摘を受けたり、本格的に便秘に悩む方は菊芋パウダーでしっかりイヌリンを摂りましょう。
パウダーの方がグラムあたりの単価も安く、さらに食事に混ぜたり一気に飲んだり取り方を調整しやすくなります。
私がかつて指導した空腹時血糖120超えのオッチャンも、奥様の協力と菊芋パウダーでだいぶ改善しましたからね。
おすすめの菊芋サプリ | おすすめの菊芋パウダー |
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【金の菊芋】 九州地方で農薬不使用栽培で育てられ 品質を徹底管理した菊芋だけを使用。原材料のうち菊芋が99% |
【菊芋粉末・極】 農薬・化学肥料不使用の高品質な菊芋を独自の製法でイヌリンを閉じ込め、 国内でもトプクラスの70%含有率を実現 |
イヌリンの効果を感じるには摂取量はどれくらい必要?
健康のためならいくらでも払える方なら、菊芋パウダーを1日20gでも飲むことが出来ます。
ただしこの量だと、前述の通り便秘が悪化する可能性あり。実際には菊芋(イヌリン)の摂取量はどれくらいが適量なのか、以下にいくつかのヒントをご紹介します。
- 筆者自身は2gでも便秘に実感
- 1日0.75gでも血糖値改善のエビデンス
- ダイエットなら10gくらい摂っても良い
筆者自身は2gでも便秘に実感
私が便秘(2日)した時には「前田の菊芋」サプリをよく飲みますが、だいたい2g程度でも十分にお通じが来ます。
2~3日程度の便秘なら、菊芋2~5g程度を摂るようにし、一気に飲むよりも数回に分けて飲んだほうが良いでしょう。逆に7日間程度の重度の便秘の場合は、10g以上は飲まないほうが良いです。便秘薬などで一回出してから、イヌリンで整えましょう。
1日0.75gでも血糖値改善のエビデンス
国産菊芋サプリ『金の菊芋』を用いた臨床試験では、1日0.75gのイヌリンでも血糖値の有意な改善が報告されています。
空腹時血糖100以上の方でも、1日1g以下で効果を実証済みというのは心強いですね。『金の菊芋』はこの臨床試験により、機能性表示食品の認可を取得しています。
ダイエットなら10gくらい摂っても良い
いまや菊芋ブームは血糖値に悩む中高年だけでなく、ダイエットに励む若い女子にまで広がっています。
イヌリンによる血糖値抑制作用がダイエットにも有用なのは言うまでもなく、特に朝食前に飲んでおくことで1日中働いてくてくれます。重度の便秘でないダイエット女子ならば、1日10gくらい飲んでも良いと思います。
特に糖質たっぷりのスイーツが大好きな方は、食べる前に菊芋サプリを飲んでおくことで、いくらか罪を軽く出来るかも知れませんよ♪
おすすめの菊芋サプリ | おすすめの菊芋パウダー |
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【金の菊芋】 九州地方で農薬不使用栽培で育てられ 品質を徹底管理した菊芋だけを使用。原材料のうち菊芋が99% |
【菊芋粉末・極】 農薬・化学肥料不使用の高品質な菊芋を独自の製法でイヌリンを閉じ込め、 国内でもトプクラスの70%含有率を実現 |
なお本気で血糖値を下げたいのであれば、菊芋も良いですが「運動」がやっぱり最強。
何もダンベルを持ってハードな運動をしなくても、こんな軽い運動でも十分効果はありますよ。
イヌリンを効率よく摂るなら菊芋パウダーがおすすめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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