「イベルメクチン購入してみた」の記事にやばいくらいアクセスが集まっていますが、もしかかってしまった時の自己治療用にこうした薬を持っておくのはアリだと思います。
ただ中には「予防的に普段から服用している」方もいて、それは有効なのかどうかと質問を頂いたので回答しておきます。
結論から言うと「予防的にも効果はあるだろうが、一般人には必要ないのではというのが個人的な答え。
せっかくなので世界で予防的に使用された事例などをまとめて、情報を集めている方の参考になれば幸いです!

・認定ダイエットインストラクター
・医薬品登録販売者
・健康管理士一般指導員
・公認サプリメントアドバイザー
健康一筋発信10年。ダイエットや筋トレに役立つサプリメントの他、健康情報も収集し続けてアップデート中。自分と家族と日本国民の健康と幸福(ウェルネス)を追求するのが仕事であり趣味です。
【目次】
世界でイベルメクチンは予防的に使用されている事例
日本では一向に承認されないイベルメクチンですが、既に世界では数え切れないほど使用事例があります。
実は日本でも標準治療にこだわらなければ使用できるそうですが、とにかく流通が止められていて個人輸入以外で手に入らないという異常な状況。
そんな中、世界中で製造・使用されているイベルメクチンは大きな成果を上げているようです。
医療従事者が予防的に服用:アルゼンチン
アルゼンチンでも、隔離病棟で働く300名の医療従事者に対してイベルメクチンとイオタカラギナンの予防的投与が行われ、大きな成果を上げています。
この調査は、昨年の10月15日から12月18日までの間に、2つのグループに分けられたパディージャ病院とアベジャネーダ病院の約300人の医療従事者を対象に実施されました。1つは薬物の組み合わせを与えられ、もう1つは対照群として使用されました。
その結果、2番目のグループではメンバーの18%が感染しましたが、最初のグループではその値はわずか3.4%でした。これは、伝染への高い曝露という同じ状況でも、ウイルスに感染する確率が87%低いことを意味します。
引用:https://www.contextotucuman.com/
ちなみに「イオタカラギナン」とは海藻から取れるゲル状の多糖類で、一部の国では点鼻薬として利用されています。
イベルメクチンの内服とイオタカラギナンの点鼻の組み合わせで高い予防効果を発揮したようですが、日本ではイオタカラギナンの点鼻薬を手に入れるのは難しいでしょう。ユニドラにもありませんでした。
日本の場合は、素直に鼻うがいだけでも十分かと思います。
ボリビアのサンタクルス市で全市民にイベルメクチン配布
ボリビアのクアトロ カニャダス市長ウーゴ・グティエレス・ヴィケは、第3波再燃を防ぐため、すべての住民にイベルメクチンを提供すると発表した。
「住民がこの致命的な病気に気づき対処することを望んでいます。イベルメクチンを届けるため医療チームが地域を巡回します」https://t.co/uxdayPB0oK
— Tiger Gyroscope “Hope Is Good Medicine” (@TigerGyroscope) May 29, 2021
軽症患者への予防的早期投与で症状改善の事例
全くの無症状ではなく、感染が確認された軽症患者に対してのイベルメクチン早期投与は、日本でも実績があります。
世界の事例を見ていきましょう。
「専門家グループはイベルメクチンがパンデミックを終わらせることができると断言します
メキシコ保健当局(IMSS)がcovid-19の予防とcovid-19の早期治療の両方におけるイベルメクチンのプラスの効果を文書化してい ます。」
メキシコでは12月29日にイベルメクチンを使い始めました。入院者数死者激減 https://t.co/b6dUIoj6T8 pic.twitter.com/RA0HVuMFZL— 規制明け絶対民主法治国家維持 (@B6VECcNetVjoam7) May 11, 2021
一時期は世界トップレベルの感染者を出したメキシコですが、イベルメクチンの投与開始から入院患者が激減しています。
メキシコはマスク義務も撤廃されてかなり日常が戻っており、みんな気にせず外出しているようで羨ましいですね!
メキシコで2900名の患者にイベルメクチン投与・死亡者なし
フローレス・バルガスは、この状況では、イベルメクチンと呼ばれる薬で治療した患者との臨床試験を確立しなければならなかったと述べています。
彼は、これまでのところ、パンデミックにおいて、2,900人にイベルメクチンを処方しており、肯定的な結果があり、死亡はないことを示しました。
医師はElPineroPeriodismoyDebateとのインタビューで、この時期に病気の最初の症状の予防的治療として働いており、それによって問題から抜け出すことができたと述べました。
引用:https://www.elpinero.mx/
症状がなくても予防的にイベルメクチンを服用するべきか?
ここまでイベルメクチンの予防的使用の成果を紹介してきましたが、さて日本では全く症状のない人が予防的に使用するべきでしょうか?
ボリビアのサンタクルス市では、行政が全市民にイベルメクチンを無償配布して劇的に感染を抑えた事例がありましたが、数万単位の死者を出している南米と日本では事情が違います。
質問を頂いていたので、ここで回答しておこうと思います。
個人的には無駄な薬は極力飲まない主義
今回のパンデミックに限らず、私は極力無駄な薬は飲まない主義です。
それは薬剤師である妻も同じ考えです。
基本的には自分の治癒力を信じ、自分の力で怪我も病気も治せるように身体を整えています。
もちろん極端な自然派思考という訳でも無いので、必要だと思えば普通に薬も使うしサプリメントも毎日飲んでいます。
その点から言うと、イベルメクチンについても普段から予防的に飲んでいく事が必要であるとはあまり思いません。
効かないという意味ではなく、そこまでする必要を感じないということですね。
イベルメクチンも医薬品には変わりませんから、それなりに副作用などのリスクもあるはずです。
超ハイリスク環境の人ならアリなのかも
アルゼンチンでの実例は全く症状のない人へ予防的に投与されたケースですが、隔離病棟で働く医療従事者という超ハイリスク環境の方々です。
こういう場合なら、予防的に飲んでおくのもアリだとは思いますね。
もしくは一般人でも、肺炎の既往歴があったり人工透析をしていたり免疫力に不安があったりとハイリスクな方は、予防的に服用して安心できるならすればいいと思います。
どちらにしてもイベルメクチンの副作用は極めてまれにしか起こりません。
詳しくはイベルメクチン販売ページで確認して下さい。
予防的に飲むならビタミンDや亜鉛の方がメリット多し
もしよっぽどのハイリスク環境にいる訳ではなければ、予防的にイベルメクチンを飲む必要は無いと思います。
予防的に飲むのであれば、副作用リスクが多少なりともある医薬品ではなく、もっと日常的なビタミンDや亜鉛などのサプリメントの方をおすすめしますね。
特にビタミンDについては、パンデミック初期段階から重要性が強調されています。
ビタミンDは日光を浴びることで生成されますから、ステイホームで日照が減っていることが血中ビタミンDを低下させ、感染を悪化させているという説すらありました。
2021年3月29日、インドネシアのパジャジャラン大学医学部のMohammad Rizki Akbar博士らの研究グループは、ビタミンDと新型コロナウイルス感染についてのシステマティックレビューならびにメタ分析を行い、その結果を『Frontiers in Nutrition』誌に発表しています。
結論として「血清ビタミンDレベルの低下は新型コロナに感染しやすいだけでなく、重症化ならびに死亡率の高さにも関連していた」というものです。しかし、この研究ではビタミンDの補給によりこれらが改善するかについては明らかになっていません。
一方で、インフルエンザウイルスによる上気道感染にビタミンDが有効であることはすでに証明されています。また、小規模な研究ではありますが、ビタミンDが新型コロナに有用であると発表している論文も公開されています。
引用:https://isom-japan.org/
人間として社会に生きる以上、ウイルスから逃げ続けることなど不可能です。
結局は心配しすぎずに、お日様を浴びて元気に生きている人が最強ということですね!
イベルメクチンは予防的にも使用されているが日本人はそこまでいらないと思う
- 世界ではイベルメクチンを予防的に使った事例は多い
- 予防的に飲んでも効果はありそうだがよほどハイリスク環境の人以外は必要ない
- 予防的に普段から飲むならビタミンDや亜鉛などの必須栄養素の方が良い
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ブログランキング参加中。よかったらポチッとお願いします。
この記事へのコメントはありません。