近年、健康管理に大きな影響を及ぼす要素として注目されているのが「炎症」です。
特に、自覚症状なく身体の中でじわじわと広がる慢性炎症は、様々な生活習慣病や肥満の原因と考えられています。
慢性炎症が血管や臓器を傷害し、機能を低下させることで代謝が低下し、太りやすくなってしまうというわけです。
中年以降になって太りやすく痩せにくいと感じる場合、身体の中で慢性炎症が広がっているのかも知れません。
生活習慣病を防いで太りにくい体質を作るためにも、慢性炎症を抑えることは非常に重要なのです。
慢性炎症を抑える方法は、ひとつには運動習慣がありますが、それと同時に重要なのが食事です。
炎症を起こしやすい食べ物を控えて、炎症を抑えてくれる食べ物を積極的に食べるようにしましょう。
炎症を起こしやすい食事とは、主に以下の3つです。
・過剰な糖質
・高温調理されたタンパク質
・酸化した脂質
これらが多いのは、スナック菓子、揚げ物、ステーキ、加工肉などですね。
ステーキはタンパク質をたくさん取れるメリットがあるのですが、スナック菓子や加工肉にはほぼメリットがありません。
健康ダイエットをはじめるなら、最初に控えるべき食材です。
逆に炎症を抑えてくれる食べ物は、以下のようなものがあります。
・脂の乗った魚(オメガ3脂肪酸)
・発酵食品
・緑茶、コーヒー
https://dm-net.co.jp/calendar/2024/038556.php
ダイエットでも定番の食材ですが、痩せる理由には体内の炎症を抑えてくれることもあるわけですね。
魚は高温調理してしまうと炎症物質が発生するので、できればグリルよりは刺し身や煮魚などが適しています。
サバ缶などの水煮缶は、生の切り身を密閉してから缶ごと加熱して火を通しているので、加熱中に酸素に触れないため酸化していません。
サバ缶・イワシ缶などは手軽に食べられて健康ダイエットに向いた食材ですので、積極的に活用したいですね
この記事へのコメントはありません。