魚の消費量は、世界的に増加しているそうです。
家畜の肉を主食としていた国でも、魚の健康効果などが知れわたって消費量が増加していることが原因とのこと。
日本人は逆に、以前は魚を多く食べていたのに、近年では魚の消費量がどんどん減っているそうです。
もし健康的に痩せたい・糖尿病や生活習慣病を予防したいなら、肉を少し減らして魚を食べると良いでしょう。
日本人5万人を対象にした研究では、魚を最もよく食べるグループは、最も少ないグループに比べて、糖尿病リスクが30%も低いそうです。
また、スペインの研究では、週に4回以上魚を食べるグループは、空腹時血糖値が低く、糖尿病リスクも低いことがわかっています。
https://dm-net.co.jp/calendar/2025/038855.php
魚には不飽和脂肪酸と呼ばれる良質な脂が多く、動物性脂肪の摂取量が多い現代人にとっては、魚を多めに食べる意識をした方がバランスを取りやすくなります。
魚の脂肪といえばDHAやEPAが有名で、これらは血液をサラサラに保ったり、全身の細胞を健康に保つために欠かせません。
また、魚の摂取量が増えることで、相対的に肉の摂取量が減ることも重要です。
もちろん、お肉はお肉で健康に不可欠なタンパク質を摂れるメリットがあるのですが、一緒に付いてくる動物性脂肪が多すぎると健康を害するデメリットがあります。
肉と魚をバランスよく食べれば、それぞれのメリットを活かして、デメリットを相殺できますね。
なお、魚の中でも最も良いのは「しらす・ししゃも」などの小魚と言われています。
骨や内蔵まで丸ごと食べることで栄養が豊富であることと、食物連鎖の底辺にいるため、汚染物質が濃縮されていないことが理由です。
釜揚げしらすなどは、ほとんど調理せずにそのまま食べられるのもメリットですので、ぜひ普段の食卓に取り入れてみてください。
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魚を食べると痩せる?ダイエットや糖尿病予防に役立つ選び方・調理の仕方
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