顆粒だしや出汁パックが沢山発売されているのに、わざわざ味噌汁の出汁をイチから取ることに何の意味があるでしょうか?
確かにアミノ酸調味料たっぷりの顆粒だしに比べて、自分で昆布とかつお節で取った出汁はマイルドで美味しいのは間違いありません。
でも、顆粒だしだって普通に美味しく食べられるんですよね。
究極的に言えば、出汁を取るのは「自己満足」です。
顆粒だしを使うより、イチから出汁を取った方が料理してる感が出るし、なんか健康に良い感じがするし、そんな感覚が楽しいから。
料理って楽しいからやるし、楽しくない作業は徹底的に楽をする
そんな感じが良いんじゃないですかね。
さて出汁を取るのは良いですが、そうすると「出汁がら」が余りますね。
ブヨブヨになった昆布とかつお節と、場合によっては煮干しをどうしましょうか。
もう役目を終えてくれたのでゴミ箱に行ってもらうのも良いんですが、せっかくなので食べる場合は「佃煮ふりかけ」が最適です。
というか、これ以外の使い方は面倒が増えるのでやりたくないんですね。
かつお節と昆布の出汁を取るたびに佃煮ふりかけ(おかかとも言う)が補充されていくから、全然無くならなくて毎日ご飯のお供に食べられますし、もちろんお弁当にもOK.
昆布はヨウ素をたっぷり含んでいる食べ物です。
世界的にも不足が社会問題となっている栄養素であるヨウ素が、日常的に補給できるのは日本人に天が与えた恩恵ですね。【参照】
ただしヨウ素は不足と同じくらい過剰にも注意が必要なので、だし昆布のふりかけを日常的に食べているなら、ヨウ素サプリは一切取るべきでないし、イソジンうがいもしない方が良いです。
そんな愛憎入り乱れるだし昆布とかつお節のふりかけで、今日も温かいごはんを頂きましょう。
【目次】
出汁がら佃煮ふりかけのレシピ
出汁がら昆布 | 10g |
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出汁がらかつお節 | 10g |
●醤油 | 大さじ1 |
●みりん | 大さじ1 |
●砂糖 | 大さじ1 |
白ごま | 大さじ1 |
作り方
- だし昆布は細く刻む。かつお節は水気を絞って手でほぐす
- フライパンで●の調味料を混ぜる
- 2に1を投入して弱火で煮からめる
- 水気がほとんど飛んだら容器に移す
- 白ごまを和えて完成
煮干しや椎茸を足してもOKです。
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