ダイエットの省エネモードは嘘?科学的根拠はあるのか

ダイエットと省エネモード

こんにちは。サファリです。

ダイエットでは「急がば回れ」が吉。
体重減少は、ゆっくり行うのが確実です。

急激で極端なダイエットが失敗しやすい理由のひとつが「省エネモード」と呼ばれるもの。

摂取カロリーが極端に減ると、身体が飢餓状態だと勘違いして省エネモードになる。

生存本能によって低燃費化された身体は「省エネモード」の名の通り消費カロリーが少ないため、なかなか体重が落ちなくなります。
これによってダイエットに挫折し、リバウンドしてしまう人がとても多いです。

ネット上では「ダイエットの省エネモードなんて嘘!」という言説もありますが、しっかり根拠はあります。
今回は、省エネモードとは具体的にどういうことか?科学的根拠と共に紹介します

省エネモード中になっている時はタンパク質の摂取量が減っている場合が多いです。 ダイエット中に最も減らしてはいけないのがタンパク質。
タンパク質が不足すると、筋肉が落ち身体の機能が低下して省エネモードになりやすくなります。
カロリーを抑えたプロテインを活用して、省エネモードにならないダイエットを心がけてください!

 

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ダイエットの省エネモードは嘘じゃない科学的根拠

インターネット上では「ダイエットで省エネモードになるなんて嘘!そんなものは無い!」という意見もありますが、ダイエット中の省エネモードは科学的にも経験的にも立証されている事象です。 極端なダイエットによって身体が省エネモードになっていく事についての、科学的根拠を集めて紹介します。

省エネモードの実験:ミネソタ飢餓実験

最も有名なダイエットにおける省エネモードのエビデンスは、1944年から45年にかけてアメリカで行われた「ミネソタ飢餓実験」と呼ばれる実験。
これは、世界大戦によって発生するであろう食糧不足に伴い、飢餓に苦しむ人への対処法を研究するためでもありました。

ボランティアや徴募によって集められた36人の男性を、それぞれ段階の異なる飢餓状態にすることで、心身の変化を観察したものです。

24週間の実験の結果、被験者は平均で体重の25%を失いました。
そして、精神的には重度のうつ傾向、自傷、ヒステリー、精神錯乱などが見られ、身体的には体温の低下、呼吸・心拍数の低下、それに伴う基礎代謝量の有意な低下が見られたのです。
参照:ミネソタ飢餓実験wikipedia

体温が低下し、基礎代謝の有意な低下。
これこそまさに「省エネモード」が嘘ではないことを証明した人体実験ですね。

名古屋大学がダイエットにおける省エネモードの仕組みを解明

ダイエットによって身体が省エネモードになるのはわかっても、それがどういう仕組で起こるのかは謎のままでした。 日本の名古屋大学の研究によって、省エネモードの仕組みの一部が解明されたようです。

平成29年になって、名古屋大学 大学院医学系研究科(研究科長・髙橋 雅英)統合生理学の中村 佳子助教と中村 和弘教授の研究グループは、群馬大学、オレゴン健康科学大学との共同研究によって、飢餓を生き延びるために機能する脳の神経回路で鍵となる仕組みを解明しました。
参照:名古屋大学 飢餓を生き延びるための仕組みを解明

発表によると、ヒトを含む哺乳類は、空腹であることを脳の視床下部で感知し、その空腹信号が延髄の網様体という部分にある神経に作用して、体温の低下が起こるそうです。

体温は、筋肉や褐色脂肪細胞が食事でとった栄養を燃やして生み出しています。
その体温が低下するということは、まさに省エネモードですね。

食事量が減ると、エネルギーの節約のために熱産生を減らすことで省エネモードに入り、なんとか生き延びようとするわけですね。

こんな状態では、とてもダイエットなどと言っている場合では無いはずです。 省エネモードのダイエットは地獄

省エネモードで免疫力も回復力も低下する

極端なダイエットなどで飢餓状態になり、身体が省エネモードになると体温だけでなく免疫力や回復力も低下することがわかっています。
人間は極端なダイエットなどで摂取カロリーが激減すると、身体の機能を抑えて消費カロリーをへらす省エネモードになります。

逆に、怪我、病気、精神的ストレス、外科手術などのショック(医学用語では、これらをまとめて”侵襲”と言います)を受けると、その刺激に対抗するために身体の各機能が活性化するため、消費カロリーが増える傾向にあります。

参照:飢餓と侵襲に対する生体反応の違い

しかし、省エネモードで侵襲を受けた場合は、増やせるカロリーが身体に残っていないため、重症化したり回復が遅れることになってしまうのです。

医療現場では、飢餓・栄養不良の患者は感染症にかかりやすくなったり、傷の治癒が遅くなることは以前より知られています。
免疫力が低下し、傷の治りが遅くなるということは、身体の機能が低下しているということ。 それはつまり、省エネモードで消費カロリーが減っているという事なのです。

ダイエット省エネモードのまとめ

まとめ:ダイエットの省エネモードは嘘ではない!痩せたければ対策が必要

・ダイエットで飢餓状態が続くと身体は省エネモードになる
・省エネモードは消費カロリーが下がる事で身体の機能が低下する
・省エネモードでは免疫力や治癒力も落ちるので、対策が必要

ダイエットにおける「省エネモード」は嘘だという説や、気にしなくていいとする説もありますが、サファリ的にはかなり大事な問題だと思います。

ダイエットなんてものは楽にできればそれに越したことは無いので、なるべく省エネモードにならないように調整。
さらに、省エネモードになったらなるべく早く解除出来るように対策を取りましょう。

省エネモードを解除する方法については、別の記事で紹介しています。

今回は、ダイエットの省エネモードは嘘ではなく、科学的根拠があるものだということを紹介しました。

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管理人サファリ
ペンネーム:サファリ

日本ニュートリション協会公認サプリメントアドバイザー

筋トレと栄養学にハマる神奈川県在住35歳。
「safari」とは「未知への探求」という意味ですが、人体って今でも未知の事だらけ。
科学的根拠はもちろん大事ですが、まだまだ科学でもわからない未知の「体感」「経験」なども大事にしたいと思っています。
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